「NIMU」さんのページ

総レビュー数: 68レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年07月11日

[ネタバレあり]

一休宗純の生涯を描いた漫画です。
これは素晴らしかったです。
話の起伏が乏しくなったとはいえ、石の花にあった構成の弱さがなくなりメッセージがはじめから一貫としていました。
絵の巧さも健在です。

ただキャラクターが立ってはいるのですが弱く感じました。
この作品はキャラクター重視の人にはかなり不向きだと思います。

甘めに8点です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-29 23:37:10] [修正:2008-07-29 23:37:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

広がりのある世界観、多少の中弛みはあれど纏まった話、しっかりと立ったキャラクター、巧い絵とかなり高水準の漫画なのですが何故か地味に感じます。面白かったし合わないという事はないと思うのですけど、どうも印象が薄いです。

ザギの剣と最終回は最高に好きです。

あと、ミガルよその女は一発くらい殴ったっていいんじゃないか?

辛めですが6点で。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-26 16:12:45] [修正:2008-07-27 00:18:25] [このレビューのURL]

7点 石の花

[ネタバレあり]

収容所というものを真正面から描いた漫画ではおそらく最高の描写をした作品ではないでしょうか。

話の構成はあまり優れているとは思いません。前半と後半ではまるで別の作品のように展開されていきます。
後半ではメッセージ性が強くなりだんだんと前半の意味が薄い作品になっていきました。

キャラクターも魅力的だとは僕には思えませんでした。

なんだか欠点ばかりをあげてしまいましたが、それを考慮にいれてもあまりある価値がこの作品にはあると思います。
絵の巧さ、
大戦中のユーゴスラビアを描いた意義、
話自体は破綻していてもメッセージそのものの力強さ、
どれも一級であります。

機会があれば読んでもらいたい漫画です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-07-26 09:38:07] [修正:2008-07-26 09:38:07] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

高校生にあがるまではとても面白かったのですが、そこから段々魅力が薄れていったように思います。恋愛描写は個人的には蛇足だったかなぁと。
もっとも子供時代が傑作だったというだけで高校生編以降も良作ではあったと思います。

大石のキャラクターは白眉の出来です。こいつの魅力はガキ大将気質と剣道に対する真摯さのバランスで、キャラにとても説得力があったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-25 10:36:43] [修正:2008-07-25 10:36:43] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

物凄い笑いました。ギャグが圧倒的に面白いです。
作中人物がよく大爆笑するのですが、それが本当に面白いから白けるという事が全くありませんでした。
三橋と伊藤の友情も押しつけがましくなく、しかし、熱くてとても好感が持てます。
これ以降の作品はだんだんメッセージ性が強くなってくるのですが、僕はギャグに徹したこの作品が一番好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-24 16:59:46] [修正:2008-07-24 16:59:46] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

撤退のための時間稼ぎを丁寧に書いた漫画です。
伊藤悠さんの描く新城の表情は邪悪さがにじみ出ていて本当に素晴らしいです。
ここまで上手く調理した原作付漫画はそうそうないでしょう。

理不尽な打ち切りで終了したそうですが、原作は段々つまらなくなるので結果としてはもしかしたら、一読者としては、よかったのかもしれません。

高く評価してはいるのですが、個人的にあざとく感じる演出(ユーリア登場時の特攻、見開きでの少尉?死亡)とがぽつぽつとあるので辛めの採点にしています。6点で。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-23 22:52:42] [修正:2008-07-23 22:52:42] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

復刻された文庫版を読みました。
昔の作品なのでいま読むとやはり少々古臭いですが、
会話の間の取り方は一級品でした。
この作品のギャグと抒情の平衡感覚は最近の作品にはないように思います。
とぼけつつも決めるとこは決めるキャラクター陣はなかなか魅力的です。特に先生は古典的な造形ですが素敵です。
テストじゃ テストじゃ 抜き打ちテストじゃ!

甘めに7点で。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-23 22:34:13] [修正:2008-07-23 22:34:13] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

萌え四コマを先駆けた作品。
何気に漫画界に与えた影響なら鳥山明以降では随一なのではないでしょうか。
キャラクター作りがとても上手いです。
大阪という今までになかったキャラクターを作りだした事と
ともと神楽のキャラを被らせずに立てるあたりに作者の地力を感じます。
話も引き延ばしをまるで感じさせずすっきりとした終わりになっています。
ただ纏まりが良すぎて、贅沢ですが、多少物足りなさを感じました。
気軽に読めるという意味ではこれ以上の漫画はないでしょう。

素直に8点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-22 11:12:01] [修正:2008-07-22 11:16:38] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

最近のジャンプの新人では最も完成されている漫画家さんだと思います。ただ残念な事にとても地味な、それもどちらかといえば万人受けしないだろうオタク向な作風で。

これから話が展開するだろう時に打ち切りにあったのは勿体無いと思いますが僕は仕方なかったと思います。
確かに相対的に見ればもっと先に切るべき作品があったと思いますがこの作品は展開があまりに遅すぎました。
作者が真摯に卓球に向き合ったためでしょうがもっと縮めるべきだったのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-22 02:20:00] [修正:2008-07-22 02:20:00] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

序盤はギャグ漫画として面白かったのですが、
途中からシリアス路線になり好みから外れて行ってしまいました。
良いキャラではあるのですが菊花がいい子ちゃん過ぎるんですよねぇ……
これも素直に4点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-21 18:10:11] [修正:2008-07-21 18:10:11] [このレビューのURL]

<<前の10件
1234567

月別のレビュー表示