バジリスク-甲賀忍法帖のレビュー
7点 Mikky-Dさん
私は好きでした。ちなみに原作は読んでいません。
掘ればよく育ちそうなキャラクター達が登場してはすぐ死んでいき5巻で終わりというのは、ぐだぐだと続いているような漫画が多い中、逆に爽快です。
結局ほとんどのバトル系漫画って突き詰めればこうなるのではないか等と読んでて思ったりしました。
また、ほとんどのキャラが登場期間が非常に短い割には、それなりに(あくまでもそれなりにですが)キャラが立っているように思います。
ただ、ラストはあまりにも意外性がありませんでした。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-13 04:06:44] [修正:2008-10-13 04:06:44] [このレビューのURL]
7点 デスぺラードさん
テンポの良さはピカイチです。
画力もあり、綺麗な絵に圧倒されます。濃ゆいキャラたちがゴミのようにバッタバッタと死んでいく呆気なさ。
そして、最終話に漂う無情感。
何でこんなに平均点が低いのか・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-04-24 23:47:26] [修正:2008-09-17 20:02:46] [このレビューのURL]
6点 kenkenさん
よくまとまっていて非常に読みやすい
忍者集団というよりは妖怪軍団だが
エログロもそう大したことないので以外に万人向けだと思う
いやに肉感的な女キャラもエロくていい
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-07-14 22:49:49] [修正:2008-07-14 22:49:49] [このレビューのURL]
8点 southさん
原作者・山田風太郎独特の世界観であるエログロ・登場人物が次々と無慈悲に死んでいく非情さ、またそうした異常の中に正常を描く巧みさが忠実に再現されている。
原作にかなり近いものの漫画独特の臨場感があり、原作とは一味違う面白さがある。
些細な油断やちょっとした情報不足が原因で屈強な登場人物たちがどんどん死んでいく。このキャラはもう少し活躍できそうとかあのキャラは好きだから最後まで生き残って欲しいなどという期待が次々に裏切られていくのがまたなんともいえない面白さを引き出している。死に際の登場人物たちが考えたであろうことに想像を巡らせながら読むと物語に深みが出る。
争いがある程度進み、人数がかなり減ってきたところで争いが始まる前の20人の話が語られる。それぞれの集落での日常を描いたなんでもないものなのだがそれまでの本編との落差からか妙に物悲しくなってしまう。
絵に独特な艶がある。女性が髪留めを挿す仕草や着物で口を隠す仕草などに色気があるのには驚いた。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2008-05-24 09:08:34] [修正:2008-05-28 09:15:22] [このレビューのURL]
6点 FSSさん
あくまで今見るとバトル漫画としては物足りないが、原作小説が書かれた時代を考えれば、出てくる忍者の使う奇抜な忍法のアイデアの数々は非常に斬新で秀逸。
現代のバトル漫画のように戦闘シーンにおいて複雑な戦略や心理戦がある訳ではないが、ゴム人間とか、ステルス人間、写輪眼の原型とも言える「瞳術」などなど、今あるバトル漫画に出てくる「特殊能力の原型」がほとんど出揃っているというのはスゴい。
ストーリーや人物描写に深みは無いが、その分、伊賀と甲賀の忍者同士の10対10マッチはテンポが良く、全5巻ですっきりあっさり話が終わるところが潔い。
ぽっちゃり型の女性の絵柄などもエロくて良い(笑)。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-11 10:38:41] [修正:2008-02-11 10:38:41] [このレビューのURL]
PR