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5.64点(レビュー数:14人)

作者小畑友紀

巻数16巻 (完結)

連載誌ベツコミ:2002年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:40:45

あらすじ 高校生活の始まり、それは女の子にとって恋の始まり。高1の高橋七美にとってもそれは同じこと…。ナナと同じクラスの矢野元晴。女のコの3分の2は必ず恋に落ちるという彼をどちらかというとキライな彼女は!?
 

備考 2004年、第50回(平成16年度)小学館漫画賞少女向け部門を受賞。
2006年にテレビアニメ化。2012年に映画化。
 

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僕等がいたのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全14 件

7点 abexturnerさん

正直期待せずに読んだんですが意外に面白かったです。

前半はありきたりの少女漫画でしたが遠距離になってから急に5年後に飛び、びっくりしました。(まぁありきたりではありますが)

なんというか矢野君の悲惨さに同情してしまい胸が苦しくなってしまいます。

時間軸が行ったり来たりでじれったいですが、先に答えを教えて少しずつその答えになった理由を小出しにしていく形になっていて、

理由を知るにつれて、「ふざけるな矢野!」から「かわいそうに矢野」になっていきます。

最終巻楽しみにしてます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-10 12:48:21] [修正:2012-02-10 12:48:21] [このレビューのURL]

7点 とろっちさん

面白いと周囲で評判だったこの作品。
友人に借りて読んでみましたが…、当初はあまりに面白くなさすぎてビックリしました。
そもそも、女子の3分の2が恋に落ちるという矢野くんがちっとも魅力的に見えないから困ります。
自分は残り3分の1なのか、とか思いながら、借りた手前仕方なく読み進めることに。

作品の独特のテンポにもちょっとずつ慣れてきた頃、とある出来事をきっかけにして
矢野くんが七美ちゃんのために必死に行動し始めるようになり、急に人間臭くなって良いキャラへ変化。
そうなると不思議なもので、だんだん尻上がりに面白く感じてきました。
その頃には今度は七美ちゃんの弱さがクローズアップされてきて、本当に報われない竹内くんの
切なさともども、知らぬ間に作品世界へと少しずつ引き込まれてしまいます。

とは言え、登場人物の気持ちは全く理解できないし、ちっとも前に進まない関係にやきもきしたりで、
そこまではよくある普通の少女漫画の範疇。
しかし他の方のレビューにもあるように、途中から急激に面白くなり始め……。
何だこれ。 どえらいことになってきた。 これがみんなの言ってた超絶展開ですか。
だから「僕等がいる」ではなくて「僕等がいた」なのか、なんて考えてみたり。

確かにこれは続きが気になります。
でも、どうも人の不幸を食い物にしているような気もして、のめり込みづらかったりするんですよね。
あとしつこいようですが、話が進んでもやっぱり登場人物の気持ちが理解し難いです。

作中のとある登場人物の言葉が、この先の展開を何となく暗喩している気がしてなりません。
「……みんなが、幸せになるわけには、いかないのかなぁ」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-19 00:34:22] [修正:2011-05-19 00:37:21] [このレビューのURL]

7点 臼井健士さん

本屋で平積みされていて目立っていたので読んでみました。
意外なほどに面白かった。

これといって美人でもなく、取り得もない普通の女子高生の「七美」が高校に入学してから出会った矢野はクラスの中心的存在。
「お調子者」を絵に描いたような彼を当初は苦手に思っていた七美だが、彼が抱える心の傷(昔付き合っていた女性が別の男と事故死した)・複雑な家庭環境を知り、徐々に惹かれていく。

両思いになって付き合い始めるものの、矢野の心にはかつての彼女が居続けて、一度は「別れ」を選ぼうとする七美。
矢野の親友で七美を密かに思い続けていた生真面目な「竹内」も巻き込んでの三角関係。
やっと2人には幸せが・・・と思う間もなく、今度は母子家庭の矢野の母親の離婚による転校・遠距離恋愛、矢野の母親の闘病生活の末の(矢野の言動が引き鉄となっての)自殺・・・・・・・と、「外部からの要因」によって2人は引き離されそうになる。矢野に次々と困難が襲い掛かる中、傍に居て欲しい「七美」はいない。

で、現在は高校・大学を経て「社会人編」に突入中。
それぞれに大人となった中で矢野は行方不明の音信不通。
七美は自分の事を5年以上も想い続けてくれていた竹内と付き合うようになるが・・。

読みやすかったのは、90年代以降の少女漫画にありがちな「セックス」を前面に打ち出していないため。
実際、矢野と七美は高校時代を通して一度も結ばれてはいない。(二度失敗)

でもそこが穿った見方をするならば、七美が結ばれる最初の相手が「矢野」と最初から決定しているようで不満点。
どっちかというと、報われて欲しいのは「竹内」のほうなんで。

「竹内に大切にされることの幸せを七美が知る」
・・・というラストも悪くないんじゃないかなと。
竹内が七美に振られた後に、「余った他の女」とくっ付くなんてのは勘弁願いたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-13 19:55:20] [修正:2011-02-13 19:55:20] [このレビューのURL]

8点 さかさん

竹内くん!!!
私もこんな高校生活を送れたらなぁ
なんて考えちゃいました。
これからどうなっていくのか、
すごく先が気になります!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-04 23:11:14] [修正:2010-08-04 23:11:14] [このレビューのURL]

5点 みなみさん

最初のほうは全くと言っていいほど面白くなかったです。
でも、途中から突然面白くなりました。作者さんに一体何があったのでしょうか。
はっきり言って、人物の心理描写は理解できないところが多いです。面倒くさいと感じるところも多々ありますが、面白いんですよね。不思議です。
休載が多いので単行本派のわたしには続きが気になりすぎてイライラします。
普段ならこんなことは思わないのですが、いい意味で早く完結してほしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-23 21:51:43] [修正:2010-07-15 21:41:41] [このレビューのURL]

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