蒼天航路のレビュー
8点 森エンテスさん
マンガとして非常に楽しめる三国志の名作です。
この作品の魅力は登場人物達のいかがわしいデザインやら行動やらにあるのだと思うのですが、それを内包出来る世界観を構築出来ている事に作者の力量を感じます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-05 09:49:56] [修正:2010-12-05 09:49:56] [このレビューのURL]
5点 torinokidさん
横山三国志よりもキャラが立ちまくっており
かなり入り込みやすい三国志だと思う。
曹操の動きが少なくなってからは若干ダレ気味な感はあるが、
総じて楽しんで読める。
三国志的には「ん?ん??」な描写も、
そこは勢いでどうにかしてる感じ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-04 10:23:34] [修正:2010-12-04 10:23:34] [このレビューのURL]
6点 マサキレンさん
序盤は曹操を主人公にした独創的なストーリーでとても面白かった。
作画もとても力強く描かれており魅力的だ。
しかし話が進むにつれて作りが雑になってしまったと思う。
展開も一般的な三国志と同様なので他の作品を読んだことがあると正直物足りない。
三国志についてあまり詳しくない方が楽しめると思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-03 15:10:03] [修正:2010-12-03 15:10:03] [このレビューのURL]
10点 KEN-SHOさん
完全に人生観を変えられた!マンガを通して教えられるコトの多さにビックリする。
このマンガを低い評価で終わらせる人がいるってのはかなり悲しい。大好きやから贔屓目満開でコメントしますが、このマンガは三国志を伝えようとしてないよ。特に李先生が亡くなってからは。
歴史書に残る史実そして、およそ俗間で伝承されてきたであろう誇張と偶像。全てのバランスを考慮しての人物の設定は本当にココロをくすぐられる。
時代を超越した曹操の史書「曹操伝」に孔明の名が無い。ならばフワフワした人物像で行こう!
放浪の末に蜀を得た劉備。どこでどうやったら「魅力の劉備」になるんや?ならば本人の意図せんトコロで人気出とんねや!・・・等など。
確かに官渡を境に画風も描写も展開もメッセージも変わった。
でも減点対象にはならんでしょーー^^
初めて読もうとする人へのメッセージとするならば、本当に官渡を境に作者の伝えるメッセージが変わります。タイトルとするならば、
官渡まで・・・「三国志ーー蒼天航路を往く漢(オトコ)ーー」
官渡から・・・「蒼天航路ーー三国志に乗せてーー」
みたいな感じでしょうか?
俺は本当にこの本に出会えてよかった。「マンガ」では済まない「文学」と位置づけしてます。どうか歴史書として読まないで下さいね☆そうしちゃうと孔明が・・・w
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-07 12:00:39] [修正:2010-08-07 13:41:43] [このレビューのURL]
5点 notatallさん
正史が正統であり、演義はフィクションである。
演義に基づく横山三国志がそのまま蜀よりの視点、
蒼天航路では、魏視点による演義なみの脚色が行われている。
が、どちらも読者が楽しめさえすれば、何の問題もないだろう。
しかし個人的には、
歴史を取り扱うフィクションにおいては、どのジャンルの創作物であっても、重要なのは説得力ではないかと思う。
その点で、この漫画に高い点数はつけられない。
一例を挙げれば、劉備・関羽・張飛の異様なまでの絆が、何からもたらされたものであるかを、侠によるものとすら、言及していないあたりである。
(キリスト教的性倫理に縛られた我々は、立ち入らない方が無難か?)
三国志。ひいては歴史浪漫への入門書としては、演義程度に評価できるが、読み直すことはない。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-07-18 21:32:47] [修正:2010-07-18 21:32:47] [このレビューのURL]
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