蒼天航路のレビュー
10点 KEN-SHOさん
完全に人生観を変えられた!マンガを通して教えられるコトの多さにビックリする。
このマンガを低い評価で終わらせる人がいるってのはかなり悲しい。大好きやから贔屓目満開でコメントしますが、このマンガは三国志を伝えようとしてないよ。特に李先生が亡くなってからは。
歴史書に残る史実そして、およそ俗間で伝承されてきたであろう誇張と偶像。全てのバランスを考慮しての人物の設定は本当にココロをくすぐられる。
時代を超越した曹操の史書「曹操伝」に孔明の名が無い。ならばフワフワした人物像で行こう!
放浪の末に蜀を得た劉備。どこでどうやったら「魅力の劉備」になるんや?ならば本人の意図せんトコロで人気出とんねや!・・・等など。
確かに官渡を境に画風も描写も展開もメッセージも変わった。
でも減点対象にはならんでしょーー^^
初めて読もうとする人へのメッセージとするならば、本当に官渡を境に作者の伝えるメッセージが変わります。タイトルとするならば、
官渡まで・・・「三国志ーー蒼天航路を往く漢(オトコ)ーー」
官渡から・・・「蒼天航路ーー三国志に乗せてーー」
みたいな感じでしょうか?
俺は本当にこの本に出会えてよかった。「マンガ」では済まない「文学」と位置づけしてます。どうか歴史書として読まないで下さいね☆そうしちゃうと孔明が・・・w
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[投稿:2010-08-07 12:00:39] [修正:2010-08-07 13:41:43] [このレビューのURL]
8点 福岡太郎ノ助さん
三国志の入り口はこのマンガでしたww始めはやや行き過ぎた仰々しい振り付けにムムっとなるのですが、慣れると逆にドンドン引き込まれて面白くなりました。歴史物だから、やや分りづらい所も少しありますが、基本的にタイトルのとうり清々しい青空のようなカラッとした作品です。ちょっとグロいところもあるのでそこだけは人を選ぶかな?登場人物が生き生きとしていてすごく存在感があります。個人的には最後の最後まで連載してほしかったです^^でも終わり方としてはやはりあれがベストなのでしょうね?
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[投稿:2010-05-10 14:48:10] [修正:2010-05-10 14:48:10] [このレビューのURL]
10点 23さん
曹操が主人公って珍しいなーって読みだしたんですが、
いや本当に面白い。5日くらいで全巻揃えて読み切りました。
続きが気になって仕方ない、という感じ。
一度読みだすと止まりません。
漫画のキャラと一緒に心がせわしく動いてしまいます。
どのキャラクターも感情豊かで活きてる!って感じ。
たまに出てくる抽象的な絵がとても好きです。
聖人君子でない劉備ってのも新鮮。
三国志の登場人物のイメージががらっと変わってしまいました。
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[投稿:2009-12-28 03:08:50] [修正:2009-12-28 03:08:50] [このレビューのURL]
6点 もも治良さん
エロと殺戮がアートなんでしょうね恐らく、まあすごいです。感想すごい。それにだれるところはないですね、夢中になれないのは私が冷めてるからです。あと内臓とか飛び出しまくりなんですがその割にはグロさはあまり感じませんでした。
まあアジア最高アジアを一つに、とでも言いたそうな所は好きですよ。
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[投稿:2009-12-21 16:00:42] [修正:2009-12-21 16:02:49] [このレビューのURL]
5点 ころすけさん
官渡以前と以降で面白さがガラリと変わってしまったと感じた漫画でした。
この漫画の初期では曹操は董卓、呂布、袁紹といった強烈な個性を持つ悪役たちと熾烈な戦いをしていました。
しかし官渡の戦いが終わって話が三国志の本編とも言える魏・呉・蜀の三国時代に向かい始めてから、あまり面白くなくなってきました。
その原因は曹操にライバルがいなくなってしまった点だと思っています。もちろん呉と蜀がライバルなんですが、なんか曹操が全然問題視してない感じなんですよね。話のメリハリがなくなってしまったように感じました。唯一曹操のライバルたりえそうな孔明はアレだったし・・・
三国志演義とは違うことを表現しようと魏の強さを強調したのでしょうか。漫画的には正史とか演義とか特にこだわらない方が面白かったと思います。
批判の方が多くなってしまいましたが、前半が10点をあげたいくらい面白いので、非常に惜しい!と思う漫画です。
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[投稿:2009-12-01 16:40:03] [修正:2009-12-01 16:40:03] [このレビューのURL]
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