ガラスの仮面のレビュー
10点 doneさん
この先どんな結末が待っていても幸せと悲しみが
濁流となって迫ってくるだろうなぁという点で本当に
文句なしのマンガだと思います。
野球マンガを見ると野球したくなるという現象をまさか
演劇マンガで起こせるという奇跡を目にすることが出来て本当に
幸せです。
演劇中、1つの場面を表現するためのポーズ、表情のコマに
どのような解釈で(あるいは本人の今までの経験によって)
その姿勢、表情なのかをしっかり説明してくれるので、
演劇についてまったく知らなくても、演技の優劣、勝敗
のような部分を読者に提示することが出来た作者の腕に心底
惚れました。
更に大河的なストーリー、濃いキャラクター、緻密な作中劇が
あいまった凄まじい漫画。未読はもったいなさすぎです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-05-06 03:34:35] [修正:2009-05-06 03:34:35] [このレビューのURL]
8点 ずんどこponさん
ぐいぐい人を惹きつける熱血☆サクセス演劇ストーリー。
作者の意図では無いところでよく笑います。
ショックを受けた時の顔とか、マヤがお母さんを思い出す
ところで、お母さんが優しすぎるところとか。
(そんなシーンあったっけ?と困惑)
風姿花伝にも通じるところがある演劇論もたまに出てきます。
マヤの感性がギラリと輝く舞台を準備段階から千秋楽まで
みる内に、不思議と一人の少女を見守ってきたような気がして
応援してしまう。そう、演目決めの段階から閉幕までが
裏話を交えたドキュメンタリーを見ているような感じなのだ。
卑劣な手口を憎み、ライバルであるマヤのために陰で奔走する
亜弓にも好感を抱いた。
マヤと亜弓、互いにうらやみあう天才2人。
日本演劇界の頂点に破竹の勢いで駆け上がった2人は
一体どんな紅天女を演じるのか?
マヤと速水の恋、亜弓との友情、紅天女の結末、演劇界での
マヤの立場等、課題は多い。
一番大変なのは紅天女の結末だろう。これだけ引っ張ったの
だから、並の結末では終われない。
そのプレッシャーが作者の筆をさらに遅らせる。
色々事情はあるのだろうけど、ああ悪循環!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-03 22:25:58] [修正:2008-10-03 22:25:58] [このレビューのURL]
8点 PISCESさん
普段はどちらかというと内向的な主人公、マヤの演劇に対する情熱が凄いです。その描き方やライバルの亜弓、師である月影先生との絡み、舞台シーンなど迫力がありますね。
また、表情や動きのちょっとした書きわけも上手いので、特に舞台シーンに至っては、マヤや亜弓の一挙一動が目に浮かぶようです。
その舞台シーンのシナリオもオリジナルというのですから…。
マイナス点は、単に私が登場人物に対して思い入れが出来ないこと(ご免なさい…)また紅天女の回辺りから以前と趣きが変わるので、少し抵抗を感じたことでしょうか。
が、やはり名作だと思いますので最終回に向けて期待しています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-07-31 07:27:35] [修正:2008-07-31 07:27:35] [このレビューのURL]
10点 ぴこりんさん
「恐ろしい子!」「紫のバラの人・・・!」
久々に読み返してみるか〜
と思って、
狼少女ジェーンのあたりから読んでみるか〜
と思って、
そのまま徹夜で、最後まで読んでしまう・・・
ということが、過去、何回も何回もあります。
何回読んでも飽きない、名作!
マヤと亜弓のバランスが秀逸ですね。
お互いがいるから、お互いのキャラがより引き立つ、
というお手本。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-06-04 22:43:55] [修正:2008-06-04 22:43:55] [このレビューのURL]
10点 こばせんにんさん
文句なしの満点です。
本当に続きが気になるから早く出してくれー。
最後まで描いてくれるのか不安で不安でしょうがないです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-11-12 02:35:14] [修正:2007-11-12 02:35:14] [このレビューのURL]
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