あしたのジョーのレビュー
9点 オカシューさん
ボクシング漫画の超大作。アニメでみても面白い。不朽の名作とはこの漫画の為にある言葉かも。
ベストバウトはカルロスリベラ編です。丈VSリベラの試合は最後は殴り合いのまま決着つかずで判定へ・・・
当時ビックリしました。当然丈がKOするとおもってたから。
一歩の漫画でもそうだけど主人公の試合で判定なんてまあ無いですよね。
でも普通考えると同レベルの選手が戦うんだからお互い倒せず判定になる確率の方が高いはず。
もちろんそうなると漫画的には・・いまいちになるかもしれないですけれど、リベラ戦はそれを上手に処理していて決着がつかないのにうまくまとめられたエピソードになっていると思います。
あと試合を勝ち進む話の方が目立つけれど初期の鑑別所のくだりもとても面白いです。
一歩ファンも先輩名作ボクシング漫画見てやってくださいな。
それからテレビで(アニメの評論でしたが)ある漫画家さんが「みんなは丈ではなく力石をめざして生きなきゃいけないんだ。」みたいな事を言っていました。
「えっ?敵役の力石?そりゃ丈より強かったけれど普通丈に憧れ丈をめざしながら観ているんじゃあないの?」と思いました。
その後理由を話していましたが「憧れてめざしてもだいたいそこまではたどり着けない。丈より上の力石をめざすくらいでやっと丈になれる。丈をめざした人は結局マンモス西くらいにしかなれない。」と言うんです。
ドッガーン!!そうだったのか!?だから今私はあの情けない西みたいになっちゃってるのか?
目標は高く設定しなければいけないって事なんでしょうなぁ…
子供には一歩ではなく鷹村をめざすよう言わなければ・・・
(それも違うか・・・?)
所持巻数 13巻
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[投稿:2009-08-07 05:30:15] [修正:2009-08-07 05:30:15] [このレビューのURL]
9点 ピルクルさん
バクマン。に名前が出てきて昔読んでた事を思い出しました。
名対決やラストが有名ですね。我が家にもありました。
全巻通して読むとついジョーや力石に感情移入してしまい、
読み終わった後、感慨深いものがあります。
文句のつけようがない名作だと思うけど
お笑い番組とかで丹下段平のコスプレやモノマネを見るとどうしようもなく笑ってしまう。
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[投稿:2009-02-02 08:35:34] [修正:2009-02-02 08:35:34] [このレビューのURL]
9点 kenkenさん
作品を通してどこか退廃的な雰囲気が漂っている
ジョーが普段活動しているところは殺風景で枯れていてジョー自身もいつも辛気臭い顔でいることが多い
社会のはみ出し者がようやくボクシングという表舞台に立てたのに
やがてそれさえ破綻していく
個人的には結局最後までジョーは孤独に見えた
小学生のとき読んだが力石戦より悲壮感漂うホセ戦の方が強く心に残っている
元祖スポコン者ってことで敬遠してる人がいたらぜひ読んでみてほしい
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[投稿:2008-07-14 14:52:01] [修正:2008-07-14 14:52:01] [このレビューのURL]
5点 bobiさん
良い作品ではあるのだが、今改めて読むとやはり古い感じがするし、展開がやや冗長な感じで読んでて疲れる漫画だと思った。
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[投稿:2008-05-10 12:56:58] [修正:2008-05-10 12:56:58] [このレビューのURL]
9点 チャドさん
ボクシング漫画の全て、と言っても足りない。
第1部の特少の話からの、力石との意地と友情。
その後のジョーのチャンプへの道のり。
そしてあの有名なラストシーンへ続く最後の試合。
「俺は鉄平」「明日天気に・・・」と違い、悲壮感と暗さが漂う分、感動させる。
数々の名ゼリフも、納得のストーリー。
マンガを語るなら、これを読んでなければダメだ。
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[投稿:2008-03-28 22:47:14] [修正:2008-03-28 22:47:14] [このレビューのURL]
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