まんまんちゃん、あん。のレビュー
1点 asd5さん
うーん、皆さん割と評価されてるようですが、私には合いませんでした。
下の方の言葉を借りますと、この作者の「毒気」を期待して読んだのに、そういう路線じゃなかった。
「昼ドラ」ということは女性向けの面白さなんだろうか? わかりませんが…
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-01-26 11:12:05] [修正:2013-01-26 11:12:05] [このレビューのURL]
6点 limolimoさん
かわいらしい絵とは裏腹に中身はドロドロ。住職さんのドタドタコメディかと思ってたら大間違いだった。先の読めない展開でどうなるか予測できないのでありきたりなラブコメに飽きた方におすすめ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-20 14:39:27] [修正:2010-09-20 14:39:27] [このレビューのURL]
7点 ジブリ好き!さん
つるっぱげのお坊さん方が本気でドロドロの昼ドラ恋愛してるのだから、面白くないわけがない。
痛い作品なのは毎度のことだけれど、今回は説教的な要素があるわけではなくて、各人の煩悩や欲望・不幸な展開が味となっています。
それぞれがぞれぞれの思惑や事情のためにめぐりを奪い合うけれど、本気で恋愛してるのは一円だけ。登場時、どうみても悪役の慈恩と明らか善人の恵春は、その第一印象を大きく変えていく方向へ…
この作者ペアの作品では、絶対の悪役も正義もいないんですけどね。悪役っぽく見えても性悪なだけで、きちんと自分をもっている人ばかり。一方、善人な見かけのキャラほど、煩悩にゆれ移ろいやすい。
各人の心理をしっかり描きながら展開されるストーリー。
信玄の死から始まったドロドロした跡継ぎ問題も、結局信玄に向かって収束していきます。
そしてもちろん、それはめぐりの問題でもあって…亡き夫を思う間もなく終始翻弄されるかわいそうな悲劇のヒロイン。それでも笑顔を作って話を引っ張ります。
そんな彼女の笑顔を一円が引き剥がした時が、問題も解決したクライマックス。
「私の愛は増すばかり」の花言葉とは裏腹に、「忘れていっちゃう」と語るめぐり。
変わらないものなんかない。
人も寺も愛も幸せも毎日変わるんだ。そんな諸行無常の物語。
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[投稿:2010-09-17 08:50:39] [修正:2010-09-17 08:50:39] [このレビューのURL]
8点 ITSUKIさん
全三巻という決して長くない中で各キャラがしっかりと立っていて、二転三転する展開に読みふけってしまいました。
プロローグのつかみも上手です。
お寺の跡継ぎを巡って繰り広げられる昼ドラ的な内容。
檀家との関係とか、そういうものに疎い自分には色々新鮮でした。
ただ主人公のめぐりは基本的には明るいキャラなのでそれが清涼剤となってます。
終盤はやはりこの作者らしく、キャラクター本人でさえ気づいていない/気づかないふりをしていた自分の本心が暴かれます。
ここらの描写がやはり上手で、読み応えありました。
あと作中いくつか出てくる信玄さんのありがたい言葉の数々も面白かったです。
きづきあきら先生の作品はこれで三作目でした(ヨイコノミライ→モン・スール→これ)が、今の時点では一番好きな作品です。
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[投稿:2010-09-10 00:11:13] [修正:2010-09-10 00:11:13] [このレビューのURL]
8点 bugbugさん
要するに、このサイトで漫画に付けている点数って自分の好き嫌いなんだよね
と、この作品を読んで強く実感させられた。
やたらメッセージ性の強い作画担当者の持ち味はだいぶ薄く、
お寺を舞台にしたいわゆる「昼ドラ」
胸に詰まるような演出あり、寺院という世界の魅力あり、小気味のいいセリフあり、
テンポのよいストーリー展開。
うーん、批判点がみつからない。文句なしに好きだ。
完全に善人顔のキャラが普通に悪人なのは結構漫画のお約束を無視していて違和感があった
普通、悪人になった瞬間に作画も悪人っぽくするんですが、善人顔のまま。
恐らく作者は狙っていると思う。
漫画としての違和感は現実世界においては往々にあるというメッセージなのかと邪推してしまう。
毒のある鬼才が自身の毒気を極限まで薄めたら、こんなにもエンターテイメントを作れるのかと感心してしまいました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-21 00:50:46] [修正:2010-05-21 00:50:46] [このレビューのURL]
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