銀と金のレビュー
9点 ラビスカノンさん
平井銀司のキャラ、裏社会を舞台としたストーリー共に魅力的。
複線回収できてない箇所と船田の扱いを除けば文句なしの内容です
特に森田が引退する回で、銀さんの「奴は……まっさらすぎた…」というセリフと共に煙草の煙が消えていくシーンは鳥肌立ちました。
ただ、競馬編は必要なかったんじゃないかなァ…
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[投稿:2011-01-27 18:58:09] [修正:2011-01-27 18:58:09] [このレビューのURL]
9点 スケフサさん
福本ワールド全開って感じですね。
オリジナルギャンブルに特殊ルールの麻雀、ギャンブル的なものだけではなく、闘い的なものも描かれていて、最高傑作というのも頷けます。
ただラストの方が個人的には熱が冷めている感じがしてマイナス1点で9点の評価です。
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[投稿:2010-10-24 00:48:24] [修正:2010-10-24 00:48:24] [このレビューのURL]
10点 真っ赤乱さん
僕が心理戦が描写している漫画がかなり好きだ。
心理戦を勝ちぬくためにはある程度の「うそ」が必要だ。
ライアーゲームなんてタイトルそのまんまである。
でもライアーゲームより心理描写がうまいのは福本信行だと思う。
最近では
カイジ(1) (ヤンマガKC (608))/福本 伸行
が映画化されました。(正直映画のほうは残念なことになってます。)
それ以外にも麻雀漫画では
アカギ―闇に降り立った天才 (第1巻) (近代麻雀コミックス)/福本 伸行
が有名です。本当はこの漫画の主人公は
天 天和通りの快男児 全18巻 完結コミックセット(近代麻雀コミックス)/福本 伸行
この漫画の1人のキャラクターにすぎなかったのですが、最終的には主役を食ってしまうぐらいのインパクトがあり、現在アカギのみが連載しています。
どれも面白いのだけど、僕が一番好きな福本作品はこれ!!
これは面白いです。本当に壮絶な騙しあいです。
ちなみにドラマ化されDVDにもなっています。
闇金の帝王 銀と金 [DVD]/中条きよし; 豊原功補; 山田辰夫; 中山正幻; 坂本長利; 中村久美
主役は中条きよしです。
中条きよしの代表曲といえば
「うそ」
おあとがよろしいようで・・
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[投稿:2010-10-13 09:31:26] [修正:2010-10-13 09:31:51] [このレビューのURL]
8点 くっさんさん
前述の方もいますが、私も続きが見たいです。ピカレスク漫画の極みですね。終わりが尻切れな感じがして読んでいる当時、最終回ときずかなかったです。
まあ、あれだけの質を維持しながら連載続けるのも厳しいかもしれませんが。
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[投稿:2010-09-15 17:34:44] [修正:2010-09-15 17:34:44] [このレビューのURL]
8点 えりくらさん
ギャンブルあり、名言ありの福本漫画の真骨頂。
ただし、一つ一つの勝負の結末にある爽快感は、他の福本漫画と比べると少ないかもしれない。そこがカイジ、アカギ、天なんかと比べた時に最も異なる点で、この荒唐無稽な漫画にある種のリアリティを与えている要因でもあるのだけれど。
終盤、主人公の一人である森田鉄雄は神威編を最後に引退をしてしまう。おぞましい人間への嫌悪感や、染まってしまうことへの恐れ。
それは勝ち続けること、勝ちを積もらせ続けることに対して作者が抱いた疑念の表れのように思える。
ラストシーンで銀王こと平井銀二はこんな意味のことを言っている。
敗れは近い……おそらく次か、その次か……
しかし、勝ち逃げだけは許されない……それだけはしちゃいけない。
ならば、勝ち続ける……灰になるまで……
もしも自分が志半ばで倒れた時、自分の代わりに目指した道を行き果たしてくれる。それほどの存在を失った銀二はまるで抜け殻のように見える。亡霊となって勝ち続ける銀二にはただ勝ちが積もり続ける虚無が残るばかりである。
あまり評判の良くないラストだが、個人的には味わい深いラストだった思う。
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[投稿:2010-06-30 01:33:14] [修正:2010-06-30 01:36:06] [このレビューのURL]
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