ホーム > 不明 > コミックフラッパー > となりの関くん

5.9点(レビュー数:10人)

作者森繁拓真

巻数7巻 (連載中)

連載誌コミックフラッパー:2010年~ / メディアファクトリー

更新時刻 2012-06-19 16:15:00

あらすじ 授業サボりに匠の技が光る! 超展開だらけの閉鎖空間コメディ!

シェア
Check

となりの関くんのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全10 件

5点 s-fateさん

 関くんの内職に対する横井さんのリアクションを楽しむマンガだと思いますが、打率は5点の「だれるところもあるが所々楽しめる漫画」という評価がちょうどいい感じだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-03 20:10:01] [修正:2012-02-03 20:10:01] [このレビューのURL]

6点 kikiさん

ひたすら隣の席に座っている関くんの授業中の内職というか一人
遊びというか彼の行動に驚かされたりツッコミを入れるヒロインの
コメディ漫画。
何が面白いって関くんの遊びが尋常じゃないレベル。関くんの一人遊び
レベル高すぎやって。
彼の芸の細やかさや、斜め上を行くごっこ遊びのストーリー性などで
笑わせてくれます。将棋や囲碁も出てくるけど普通にしてないし。
バカバカしくっていいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-24 13:52:26] [修正:2012-01-24 13:52:26] [このレビューのURL]

6点 ITSUKIさん

授業中についついペン回しや手紙といった内職に没頭した経験というのは割と多くの方があると思います。

その授業中の暇つぶしをさらに発展させてギャグに仕立てたのが本作です。
主人公・横井さんはとなりの席の関くん(今気づきましたがとなりの席だから関くんなんですね)がどうも気になる。
それは彼の「内職」がとんでもないからな訳なのですが…

「授業中」の出来事故に、全てもくもくと・こそこそと行われる為、関くんは基本サイレント。
それなのに内職の中身が突拍子もない為、横井さんはつられてつい脳内ツッコミ脳内リアクションを取ってしまうという構図です。
「授業中の内職あるある」をさらに発展させてしまった様なものが多いので、横井さんとシンクロして突っ込めます。

関くんのシュールなボケ役と、それに振り回されたり時には協力してしまう横井さんという妙な関係が独特で魅力なコメディ作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-26 23:45:18] [修正:2011-09-26 23:45:18] [このレビューのURL]

6点 nonbiriさん

巨乳の好みは人それぞれだし、漫画だからこそ作者は自由なキャラ付けで好きなだけデカイ乳のキャラを作れる。
しかし、主観100%で言わせてもらうなら、このヒロインは色々な漫画の中でもかなり良い巨乳だ。
現実的なサイズであるというだけでなく、少しだけ二の腕が太い事によって、巨乳がキャラと一体化し、きちんとチャームポイントになっている。
乳を取ったら何も残らないようなキャラではなく、眼鏡と巨乳と優等生みたいに、有り合わせのキャラを詰め込んだ適当キャラでもない。
教室で関くんに突っ込む姿は普通のクラスメイトだけど、体操着になった時など、ふとした時に「ああ、コイツ乳大きいんだな」と気づかれるような、絶妙な巨乳なのである。
ちなみに、漫画として普通に面白いのだが、いかんせん内容が適当だ。
授業中に遊ぶだけという設定も適当だが、前の席の前田くん・お調子者のうざわくんなど、名前の付け方も2秒で決めてるレベルである。
このヒロインがいなければ、とっくに売り払っていたかもしれない。
しかし、おちゃめな関くんと、それに振り回される横井さん(関くんの横の席にいるヒロイン)のコンビは絶妙で、なかなか良いテンションで漫画の雰囲気を作っている。
これからも横井さんの乳が巨大化したりせずに、巻を重ねて欲しいと思う。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-08-24 19:54:52] [修正:2011-08-24 19:54:52] [このレビューのURL]

7点 景清さん

 誰でも授業中に”内職”をした経験はあるだろう。ノートの欄外に落書きしたり、歴史教科書の偉人に額に「肉」とか描いたり、机に絵を彫ったり、隣席と手紙を交換しあったり、教科書で隠しながら早弁したり、と、内容や程度にばらつきはあるがこれらの内職が学園モノの作品などで作劇や演出の一環として描かれることは多々あった。

 そこにきてこの『となりの関くん』だが、本作は何とそんな授業中の内職をピンポイントでテーマに据えた作品である。非常に地味なテーマに関わらず内容は予想の斜め上を行く奇想天外さや、甘美な背徳感に不思議な清々しささえ加わって独自の境地に達している感すらある。

 ストーリーの背景設定・人物設定ともに本当に必要最小限のミニマムなもので、机と机の中間点を起点に半径2m以内くらいで収まる小さな世界のささやかな秘め事が描かれる。
 となりの席の関くんは、今日も授業そっちのけで内職に励み、そんな彼を横から見守る(自称)真面目少女の横井さんは、関くんの一人遊びに気が散って勉強のペースも狂いまくり。だけれど迷惑に思いつつも関くんの繰り出すあまりに奇妙で独特な内職がどうしても気になってしまい、小声でコミュニケーションを試みたり心中で盛大にツッコミを入れたり、遂には実力行使で彼の遊びに介入したりしてしまい、結局授業どころではなくなってしまう横井さん。

 基本無口でほとんどしゃべらずひたすら謎の内職に情熱を傾け続ける変人の関くんに対し、授業中故に心中でツッコミを入れるしかない横井さんという二人の関係性以外にキャラが描かれる事はあまりなく、作品の設定上舞台もほぼ授業中に限定される。(一応教室だけでなくグラウンドや理科室などのバリエーションは多少ある)
 だが物語はそんな二人の奇妙な関係のみで成り立っているわけでは無く、二人の周囲には「授業中の教室」という空間が厳然と存在する。そこでは厳しい先生や空気を読まないクラスメイトが周りを囲んでおり、物語に不思議な緊張感と穏やかな背徳感を与えていて面白い。

 あと、やはり面白いのが関くんの繰り出す奇天烈な内職の数々だろう。彼のかばんや机はさながら四次元ポケットであり、毎回読者の予想の斜め上を行く超展開が待っている。単行本第一話の消しゴムを使ったピタゴラ装置もかなりのものだったが、それ以降も将棋とか囲碁とかチェスとか一見ありふれた素材を用いながら誰にも真似できない独自の一人遊びワールドを展開し、読者は横井さんと一緒になって盛大に突っ込む。心中で突っ込むだけではあきたらず、横井さんは実力行使で内職に介入したり時には共同戦線を張ったり出し抜かれたり、と言葉を介さない謎なコミュニケーションが関くんとの間に形成され始める。

 本作はそう考えると一種のガールミーツボーイものでもあるかも知れない。年頃の少年少女にとって隣席の異性はそれこそエイリアンのような存在だが、この関くんのエイリアンっぷりはただごとではない。と言っても蟻酸を吐いたり人の胸を食い破って出現したりするのではなく、とびきり偏屈で何を考えてるのか分からないが、どこか憎めない子供っぽさを残した我が道を行く意地っ張りな、そんなエイリアンである。

 作品の設定が設定ゆえにあまり長続きするタイプの作品ではないかも知れないが、作画内容ともに安定しているので、今後も楽しんで読んでいきたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-05-15 23:18:09] [修正:2011-05-23 23:34:50] [このレビューのURL]

PR


12
次の10件>>

となりの関くんと同じ作者の漫画

森繁拓真の情報をもっと見る

同年代の漫画

コミックフラッパーの情報をもっと見る