ホーム > 少年漫画 > 週刊少年ジャンプ > きまぐれオレンジ☆ロード

6.14点(レビュー数:21人)

作者まつもと泉

巻数18巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1984年~ / 集英社

更新時刻 2011-03-17 14:41:39

あらすじ 一見普通、実は超能力一家に育った春日恭介は、引っ越し当日とびきりかわいい女の子と遭遇。その子の名前は鮎川まどか。

シェア
Check

この漫画のレビュー

3点 朔太さん

80年代頃の少年誌には、定番のラブコメが不可欠だったようだ。
マガジン誌には「The かぼちゃワイン」が、サンデー誌には
大ヒット作品「タッチ」(その後もあだち充のラブコメは長く
サンデー誌の代表作家となる)がともに81年から長期連載されている。

マガジンだって負けてられない。
そこで登場したこの作品と推測される。
先の作品群には可愛さ、健気さが際立つのだが、ここは少し
大人への入り口を予感させる構成。
ロングスカートに大きな帽子という姿の表紙絵に特に代表される。

ただ、少年誌において、その路線は必要とされたか。
少なくとも私には合わなかったようだ。
今気づいたが、そういう意味では、ジャンプ誌はその辺りの
軟派なラブコメとはその後一線を引いていたような気がする。
それとも存在してもヒット作品が出なかっただけか?
いずれにしても、各紙が競い合ってラブコメを少年誌にも
揃えていた時代の産物というところ。

さて、内容ですが、当初の売りだった超能力少年は、いつのまに
やら脇にやられてるのが気になります。
多分、学園ドラマからラブコメ路線に変更したのでしょう。
結局、恋愛憧れ世代の少年たちのためのバイブルになりました。
しかし、ストーリーは毎回、毎巻そっくりであって、繰り返し
焼き直されます。
時折出てくる幽霊モノや、プールサイド、海岸ベリのお約束の水着モノ。
留守宅での二人のどきどきお泊りや風呂シーン。
温泉での入浴シーン。
もうベタ過ぎて、毎号10秒読みですね。
少年時代は読めても、大人になった今、どうでもよい感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-04-07 09:43:37] [修正:2024-04-07 09:49:21]

きまぐれオレンジ☆ロードと同じ作者の漫画

該当なし

まつもと泉の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年ジャンプの情報をもっと見る