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6.5点(レビュー数:38人)

作者皆川亮二

巻数22巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1997年~ / 小学館

更新時刻 2010-11-11 00:17:29

あらすじ 高校生、高槻涼の右手に目覚めた謎の金属生命「ARMS」。逃れられない運命との戦いが、今始まる。“その腕がつかむのは――神の未来か、悪魔の過去か”

備考 単行本は少年サンデーコミックススペシャルから発売。

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この漫画のレビュー

6点 さぶさぶさん

 同コンビの出世作スプリガンよりも、話が複雑かつ難解になっている気がする。よって敷居は高い。
 スプリガンが好きな人は、最初の数巻、違和感を覚えるかも知れないが徐々に慣れていくことと思う。

 アリスとSFの混合という怪奇とも呼べる設定。
 登場するタイプが一辺倒でなかったのは面白い。
 正面切ってのガチバトルは少なく、どちらかと言えば主人公達の方が強力だというのはあまり多くないと思う。
 そして、策を弄し卑怯な手で主人公を追い詰め、それを乗り越える主人公達に感じるカタルシス。

 戦闘では読み返さないと何が起きたのか分からないことも多々あったが、迫力自体は優れていた。
 強力な能力を持つものだけが頑張るというわけではないのがイイ。
 が、作中では役立たず風味の奴もスペックは十分に一級品なのだがな。

 機械的なものの造形も良く、ただかっけえと感じることも多い。
 現実的な街並みの中、SF的な兵器とファンタジックな造形が入り交じっている姿に興奮しないわけがなかった。
 女性までもがカッコイイので萌えを感じるには相当な修羅場の経験が必要となる。

 一部唐突でご都合的な設定もあるが、よくよく考えてみるとそっちの方が自然だったりするから面白い。

 まあ、読み辛さは最後まであんまし変わってないので、慣れなかったら諦めたほうが良いかも知れない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-21 13:59:18] [修正:2011-02-21 13:59:18]

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