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4.76点(レビュー数:43人)

作者安西信行

巻数33巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1996年~ / 小学館

更新時刻 2010-11-10 23:39:06

あらすじ 忍者に憧れる高校一年生、花菱烈火は、ある日、工事資材の下敷きになりそうになった少女、佐古下柳を助けようとして大怪我をしてしまう。だが、柳の持つ不思議な治癒の能力により、一命をとりとめる。そんなふたりの前に「影法師」と名乗る謎の女が現れ・・・。

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烈火の炎のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全43 件

5点 朔太さん

土曜日のアニメ放送から入り込んだ記憶があって、とてもきれいな絵面だった印象でした。
普通の高校生が自身の力に目覚め、その後は運命に翻弄されつつ、格闘の世界に入っていく。
毎週どんどん世界が拡がるので、楽しみに見ていました。
放送版では戦いが継続しつつ終わるので気にしつつ、それがサンデーで連載中と
いうのを後で知りました。
勢い込んで読んでみますと、なぜだろう、アニメ版程迫力を感じなかったのは残念でした。
そんな経緯の中で、サンデー掲載中の烈火は読みづらく、能力とともに性格も
豹変するキャラが多く、戸惑いがちでしたね。

少年漫画として少年期に初めて出会った人にはインパクトのある記憶に残る作品かも
しれませんが、その場合を除けば、良く言えば王道漫画、悪く言えば使い古し少年漫画
という評価になりますね。

<追 記>
改めて全巻を通して最後まで読んでみました。
1回目とは違う印象で驚きました。
一気に読んでみると、同じパターンが繰り返し出てくることに気づき、「これはあかんわ」という気持ちになります。

具体的に言えば、
・友情ごっこのバカ騒ぎ。
 しかも、どつき漫才というか、相手からこき下ろされてはどつき。
 ちっとも笑えません。
・そのくせ、友情に関しては絶対の絆を守ります。
 柳に至っては、一言でも言葉を交わせば、その瞬間、友達であって、
 友達に対して絶対の奉仕を誓います。
 あり得ません。命まで捧げるのですから。
 その度に、臭い友情への信頼の言葉が発散される気持ち悪さ・・。
・登場人物のほとんどが、人間関係にトラウマを有しており、
 友達に裏切られただの、母親が殺されただの恨みや悲しみが、
 戦う動機になったり強くなった動機になっています。
 敵役の麗や裏麗ですら、ほとんど同じです。
・登場人物全員がさらさらヘアなんで、見分けがつきません。
 身に着けているアクセサリや顔の傷で見分けますが、
 戦いの最中ではだれか判別できません。
 葵や雷覇に至っては、男女区別もできません。
 おかまではないのに。
・命を失ったはずの人物が復活するのはダメでしょう。
 これやるとエンドレスになりますから。
 極めつきは、最後に生き返る彼女です。
 これやっちゃダメでしょう。

とはいえ、様々な魔道具や八竜の設定など魅力は満載です。
総合的には、前回は6点にしてましたが、1点減点とします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-04 18:05:31] [修正:2020-07-12 06:29:08] [このレビューのURL]

5点 チーズカバオさん

[ネタバレあり]

愚直なまでに、男子学生向きな少年漫画。
バトル!バトル!!バトル!!!の王道的展開に、既視感があるが魅力的なキャラクター、色々な名作からのパクリ・オマージュ・リスペクト。

作者が裏表なくシンプルに楽しいものを描こうとしているので、ぶっちゃけ描かれているもの以上でも以下でもない、読んだまんまの作品。
ある意味潔いし、少年誌的バトル漫画としてはある種の正解と言えなくもないと思う。

ただ間違いなく、画力は超一流である。
烈神召喚時の八竜同時召喚の演出、そして柳の炎のカラー扉だけで理屈抜きにこの作品を讃えたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-10-04 21:52:57] [修正:2017-10-04 21:52:57] [このレビューのURL]

5点 p-mcgoohanさん

迫力、キャラの魅力、敵役の常軌を逸した気色悪さが印象的な作品。

ただ烈火陣営の絆云々のやり取りがどうにも薄っぺらい。

紅麗陣営の方がよっぽど絆の強さが目立っているが、
(裏麗連中は除く)
絆の強さはわかるが、それも今ひとつ伝わらない。
「紅麗が好きだ」とは言うが、その深い敬愛を読者が理解する前に死んでいく。

藤田和日郎作品であれば、そこを如実に表して読者に伝えられていると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-05-21 00:20:15] [修正:2017-05-21 00:20:15] [このレビューのURL]

1点 三助さん

中盤の大会は、開催する必要性があったかは置いといて悪くはないと思います。
ただ、それ以外の部分はすぐに忘れてしまいそうなぐらいどうでも良い内容でした。
バトルの描写だけ読んでも特に問題ないような気がします。
圧倒的にピンチだったのに仲間の応援や感情の昂りであっさり逆転するとかそんなのばっか。


また、キャラクターに全く魅力がありません。
主人公は典型的な熱血キャラですが、くどい。
土門も風子も似たようなキャラクターですが、相変わらず暑苦しい。
他のキャラも場面によって性格が変わる。突然優しくなったり冷酷になったりする。
ただし、絵は凄く綺麗です。


散々ボロクソに書きましたが、少年にはたまらない熱い漫画ではあると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-09-29 11:14:19] [修正:2013-09-29 11:16:57] [このレビューのURL]

7点 gazetterさん

個人的には良かった作品です。
サンデーで初めて全巻揃えた漫画です。
絵も良かったしストーリーもしっかりしていて大きく別れているのでわかりやすかったです。
それに烈火と紅麗という2人の主人公からの視点がとてもよかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-14 18:17:59] [修正:2013-08-14 18:17:59] [このレビューのURL]

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