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6.1点(レビュー数:20人)

作者高田裕三

巻数40巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1989年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:27:11

あらすじ 普通の高校生であった藤井八雲は、ある日失踪した父の手紙を持つ、少女パイと出会う。彼女の願いは「人間」になる事。野獣に襲われ瀕死となったものの、パイの力で不死人となった八雲は、その願いを叶える為に二人で果てない旅へ出るのであった。

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この漫画のレビュー

7点 creさん

2部完結までは9点、その後しばらくは7点、最後の方は5点。平均7点。

人も妖怪も終始描き込んでいて好感がもてる。八雲の人の良さやパイの子供っぽさも三只眼の冷たさも、どれも強調されてはいても不快になるほどではなく、上手く感情移入させられる。そこからパイが少しずつ大人になっていくところと、三只眼が少しずつ暖かくなっていくところも上手く描けていると思う。

2部の最後には切なすぎる別れもあり、素直に感動できる。が、中盤はまだいいとしても、終盤は少々引っ張りすぎなんじゃないかと。明らかに削ったり短くできるイベントや、出さなくてもよかったキャラが多すぎる。もう少し簡潔にまとめられれば、高評価も得られたのではないかと思う。そこだけは本当に残念なところ。

ただ、全体としては十分楽しめる漫画だと思うので、暇のある学生のうちに読んでおくことをお勧めする。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-07-03 07:43:50] [修正:2007-07-03 07:43:50]

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