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7点(レビュー数:6人)

作者八坂考訓

原作高嶋哲夫

巻数4巻 (完結)

連載誌週刊ヤングジャンプ:2006年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 00:45:19

あらすじ 中途半端でさえない高校生・高槻は、ある日新聞部の取材で、天才チェロ奏者・石井あゆむに出会う事に…。
自分との格差を痛感し落ち込む高槻に、石井は励ましの言葉をかける。
だが、次の瞬間二人は原因不明の衝撃に巻き込まれた!事故?テロ?それとも…!?
極限状態の中、迫りくる死の恐怖と戦いながら高槻と石井は懸命に脱出を試みるが!
<巻末紹介文より>

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この漫画のレビュー

5点 とろっちさん

本編(3巻まで)とオムニバス(4巻)から成る大災害パニックもの。
常にその可能性が取りざたされている、東京で大地震が起こったら、という設定。
災害の恐ろしさ、パニックになった人々の醜さ、そういう状態でのちょっとした親切のありがたみなどが
リアリティをもって描かれています。
トイレの確保や配給物のもらい方等、災害時のトラブル対処法として役に立つかも。

政府や自衛隊、地質学者などを絡めたマクロな視点もあるにはありますが、
主に描かれているのは、災害のなか道端で右往左往する人々の動向といったミクロな話。
東京壊滅といった大きなテーマを扱っているだけに、話の展開としては物足りなさを大いに感じます。
見せ方にしても、「災害時はこんな大変なことが起こりますよ」というのを見せつけるのが
目的であるかのように感じられてしまい、話にそれほどのめり込めなかったのが正直な感想です。

4巻のオムニバスはあまり存在意義を見出せませんでしたが、台詞なしの話はとても良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-11 20:12:26] [修正:2010-04-11 20:15:01]

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