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5.33点(レビュー数:9人)

作者寺沢大介

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1986年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:14

あらすじ 下町の包宰、天才料理人、故・味吉陸男を父に持つ味吉陽一。彼もまた10歳という若さにして料理の天才少年。日本料理界のドン、味皇に見込まれたその腕で最高の味、本当の味に挑戦し続ける。

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この漫画のレビュー

4点 朔太さん

料理対決漫画の代表作品かもしれません。
扱っている料理は、全て子供でも馴染みのある家庭料理ばかりです。
読者が少年ですから、これは仕方のないことかもしれません。
したがって、普通の家庭料理(ハンバーグ、卵焼き、ピザ、トンカツ、
オムレツ、天丼・・・)を一層独創的にするために、毎回著者が
いろいろな工夫をしてくるのですが、今ならネットに書いてそうな
常識的な一工夫をさも大層に披露したり、本当に美味しくなる
とは思えないようなひねくり回したりの連続です。
本当に試作してみたら、きっと美味しくないと思うのですが、
まあ、第三者に「ああ、これは美味しい」と言わせれば、
決着がつくので、これも仕方なしです。

ということで、特段面白くもなく、料理の知識に役立つわけも
ないのですが、寺沢先生独特の毎回、謎を提供しながら
進展していく上手さがスパイスです。
以後、寺沢先生は料理マンガを描き続けることになるのですが、
自身は料理は得意ではないそうですので、面白いものです。7巻まで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-08-04 05:52:50] [修正:2022-08-04 05:52:50]

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