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7.4点(レビュー数:5人)

作者つのだじろう

原作梶原一騎

巻数12巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1971年~ / 講談社

更新時刻 2010-09-24 23:48:01

あらすじ 空手家・大山倍達の半生を描いた実話を基にした空手漫画。

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この漫画のレビュー

7点 s-fateさん

たしか大山倍達さんが戦後失意のうちに破れかぶれでゴロツキの用心棒やってヤバくなって潜伏している間に宮本武蔵の本をむさぼり読んで昭和の武蔵になると山ごもりしてちょっと大会に出たら軽く優勝しちゃって当時の空手界に疑問を感じ(相手につけさせるための)防具を持参で道場を渡り歩くが満足できる相手に会えず、人間相手じゃラチがあかないので牛を倒して、ついには熊に挑戦・・・みたいな感じだったと思います。また、片マユ剃り、剣道三倍段、自然石割り、指立て伏せ、コイン曲げ、なんていったその後の格闘マンガに良く出てくるネタも豊富です。その後世界へ旅たち、「キル・ザ・ジャップ」の罵声の中、超アウェイ状態で戦ったり、地下プロレスで戦ったりと、やはり後の格闘マンガに出てくる描写が多い。ルーツ的マンガじゃないかと思います。ただ、作画が変わった前後から、大山倍達さんの話じゃなくて極真会の当時の猛者の話が多くなってきたところが個人的にはパワーダウン感が否めないところだとおもいます。
 このマンガはどこまでホントでどこからフィクションか、みたいな話が良く取りざたされますが、個人的にはミステリアスなほうが面白いのでどうでもいいと思います。おかげで真に受けて本当に強くなっちゃった人の話とか、実在の登場人物へのインタビューで興味深い話がある等、面白い後日談が増えた事だし。
 点数は難しいですね。部分的には何回も読んだし後半はあまり読まなかったからトータルで7点くらいでしょうかね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-26 02:57:33] [修正:2010-09-26 02:57:33]

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