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7.33点(レビュー数:6人)

作者赤塚不二夫

巻数16巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1967年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:24

あらすじ はちゃめちゃなバカボンのパパと、その息子バカボンが巻き起こす騒動を描いた、ギャグ漫画。1972年 第18回文藝春秋漫画賞を受賞。

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この漫画のレビュー

8点 朔太さん

ギャグ漫画として冷静な目で評価すれば、さほどでもない
のかも知れないですが、下ネタゼロで日本歴史上最高に
名を馳せたギャグ漫画であることは確かでしょう。

バカボン自身のキャラは立たず、バカボンのパパ(本名は
誰も知らない)、バカボンのママ、はじめちゃん(これが
また極めて人間性豊かな天才だからバランスがとれて、
ほっとできる役割)、レレレのおじさん、ウナギイヌなど
脇役のキャラが次々に受け入れられました。
TVアニメ化もあって、大人も含めて皆何かしらの知識が
あったのではないでしょうか。

恐るべき影響力で日本人全体の心に沁みわたった理由は
不明ですが、高度成長期の経済優先の真面目さへの反骨
精神が受け入れられたように思います。

赤塚不二夫自身が、ナンセンスギャグの権化として天才
扱いされる一方で、テレビなどメディアでは変人扱い
されていたように思うのは、本人の奇行以上に、本作品の
生みの親だからでしょう。
私の中では殿堂入り漫画の一つです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-09-19 18:27:47] [修正:2016-09-19 18:27:47]

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