あらすじ ロイズの保険調査員(オプ)である平賀・キートン・太一は、元SAS(英国特殊空挺部隊)のサバイバル教官であり、また、オックスフォード大学を卒業した考古学者でもあるという複雑な出自を持つ日本人(父太平は動物学者)とイギリス人のハーフ。本人は内心、考古学の道を進みたく思っているが、過去の経歴の優秀さからいろいろな調査依頼が舞い込んでくる。冷戦前後の社会情勢、考古学、そしてキートンをめぐる人々のドラマが絡み合った秀作である。(Wikipediaより)
備考 余談だが、原作者の勝鹿北星はほとんどこの作品に関わっておらず、ストーリーはほとんど浦沢直樹と長崎尚志が考えていた。なお、この作品は長らく絶版となっていたが、2011年から完全版の刊行が開始された。
この漫画のレビュー
8点 白い犬さん
良質、この一言に尽きるであろう。
一話一話のクオリティが高く、このページ数でよくまとめられた
もんだ、と感心する。浦沢氏がポスト手塚をささやかれるのも
わかる気がした。でも浦沢氏は浦沢氏で手塚は手塚だけど。
よんでいてあることに気づいた。
これだけすばらしい人格のキートンさんはなぜ離婚したのか?
物語内でいろいろと語られてるようだが私の結論は
キートンさんは男としてセックスアピールがないということ。
俗にいういいひとであっていい男ではないというやつだ。
そう結論付けると離婚で失った男性としての自信を
「鍛えなおす」べくインテリの座をなげうって
軍隊という体資本の場所に180度転換を図ったのに
合点がいくのである。
だけど男フェロモンでむんむんのキートンさんなんて・・・
いやすぎる・・・・・。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-03-16 16:06:52] [修正:2006-03-16 16:06:52]