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6点(レビュー数:1人)

作者加瀬大輝

巻数7巻 (完結)

連載誌月刊サンデーGENE-X:2011年~ / 小学館

更新時刻 2011-10-16 22:18:38

あらすじ 才色兼備、運動神経も抜群!すべてが完璧少女の日笠倖、彼女の行く手を阻む者なし!と思いきや、入学仕立ての高校で隣席になったのは通称「デンパちゃん」ことマンガオタクの日仏ハーフ・豊崎アリス。なんともKYなアリス、ノートに稚拙なマンガを描いてはご機嫌なのだが、現役の覆面女子高生マンガ家である日笠には、そんな彼女の楽しそうな様子がどうにここうにも勘に障る。そんなある日、マンガ談義をしていたはずの男子が突然アリスをいじめはじめる。プライドをズタズタにされたアリス、挙げ句の果てには創作ノートを破られ……。そのとき、日笠倖の中の何かがはじけ、正義の鉄拳が!その後、アリスに懐かれた日笠が誘われたのは、こともあろうに漫研だった。しかもウルトラやばい先輩たちがいっぱーい!こんなことでは日笠のマンガ家生命はヤバくね?覆面マンガ家だってバレちゃわないか?正義あり、ギャグあり、友情あり!ほとばしる情熱のマンガ青春グラフィティ、ここに開幕!!

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この漫画のレビュー

6点 s-fateさん

 最初から完璧と思われるキャラが何かしら欠けているという設定はよくあると思いますが、この作品も主人公がそのパターンです。高校生だから欠けてる部分を補うのは成長していくという形で描かれていくと思います。漫研といってもマンガを描く人は少なく、普通の枠からはみ出しているが一芸に秀でた人が集っているため、濃いめのキャラがそろっています。プロになる前に主人公が乗り越えたいと思うアノスという謎の先輩?もでてきます。ですがすでにプロの領域に入りつつある主人公と、幼少の頃から恵まれないマンガ環境に置かれ、マンガへの飢えから恐るべきモチベーションのかたまりとなっている豊崎の異様な伸びしろがこの先焦点になる気がします。

マンガ家がマンガを題材にすれば他の題材より面白くなる傾向があると思います。この作品もそのパターンで今のところ引っかかるところも間延びしたところもなくサラッと読めるので6点とします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-04-28 03:33:48] [修正:2013-04-28 03:33:48]

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