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5.93点(レビュー数:32人)

作者あだち充

巻数17巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2005年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 02:25:49

あらすじ 小5の樹多村光には、4姉妹の幼なじみがいた。しかし、そのうち一人が不慮の事故で死亡、傷ついた残り3人の姉妹と光は・・・。

備考 第54回(平成20年度)小学館漫画賞(少年向け部門)受賞

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この漫画のレビュー

8点 オカシューさん

思えば80年代はラブコメが燃えていた時代であった。
サンデーが異常に元気よく「タッチ」「みゆき」等、火付け役の1人は確かにあだち先生であった。
その後あだち(系)ラブコメ漫画を描く漫画家が大量生産されブームは大爆発。そして時代は流れた。

あれから30年が過ぎた。ブームはとうに去ったものの少年誌にラブコメは手堅く一定枠を確保している。
しかしそのラブコメ形態は様変わりしていた。1話に3回以上パンツ見せるか、いやいやそれ以上くんずほぐれつかという次世代型(エロ合体型?)が主流のようだ。それは「青春モノ」とは言いにくい作品群となりはて、もはや「性春モノ」と呼ぶ方がふさわしいジャンルとなった気がする。

そんな中、あくまで青春モノを貫く先生はどうしているのか。「クロスゲーム」。・・・よしっ。
今だに週刊連載で作品を発表しつづけ、人気作の証としてアニメ化もつかみ取っている。

似たキャラ、話しと言いつつもあきないんだよなぁ。
くすっと笑えて少し心が温かくなる、そんな感じ。
あの雨後のタケノコのように生えてきた二番煎じがほとんど見られなくなってもオリジナルはやはり健在。

あだち充は一時のブームではなかった。本物でしょう。

少年漫画ラブコメにおける青春モノはもはや少数派なのかもしれませんが。 

乳首もパンツも話題にならない。そんな漫画もあっていい。



ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-11-18 23:59:15] [修正:2009-11-26 00:57:09]

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