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6点(レビュー数:2人)

作者樹なつみ

巻数2巻 (休載中)

連載誌月刊アフタヌーン:2012年~ / 講談社

更新時刻 2014-04-28 16:05:06

あらすじ 『ヴァムピール』からのスピンオフ・ストーリー! 本編では肉体を持たぬヴァムピールとして暗躍する「男爵(バロン)」が、まだヒトの体に宿っていた頃の物語。舞台は19世紀末ヴィクトリア朝のロンドン、絢爛と退廃、光と闇が同衾する街…。「男爵」と奇妙な因縁で結ばれた巡査部長・マイアズ(通称キング)、真正の吸血鬼・アシュレイ卿…人外の者達が織りなす“世紀末吸血鬼譚”

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ヴァンピール特別編KING AND BARON+のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 kuroneko3298さん


19世紀のロンドン。吸血鬼、貴族------。
樹氏が描きだす 豪華で美しくも 妖しい雰囲気がたまりません!

1話完結ミステリー。
通称キング刑事とともに本編で登場した「バロン男爵」が大活躍。
美しき吸血鬼も登場し彼らの過去に迫る物語も展開。
癒し系刑事とのコンビっぷりも楽しいです。

その事件全てが過去実際に起こった猟奇事件をモチーフにしているので読みごたえもたっぷり。動機等心理描写も秀悦。
吸血鬼事件と絡めての樹氏ならではの終焉もお見事です。
楽しめる作品だと思いますV

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-09-12 13:06:46] [修正:2014-09-12 13:06:46] [このレビューのURL]

6点 kikiさん

『ヴァンピール』のスピンオフ作品だけど、登場人物も時代背景も違うので本編を読んでなくても楽しめるかと。樹なつみにとっては珍しく19世紀のヨーロッパが舞台。結構絵柄あっているのでは?今までこの時代を描いてなかったのは意外だなぁ。

不老不死だの吸血鬼も出てきますが、基本短編で切り裂きジャックや青髭などをモチーフにした奇怪な事件をロンドン市警に勤める普通の人間の主人公が巻き込まれ、ヴァンピールの手助けを受けながら解決したり、後味悪いまま終わったり。
のほほん主人公にシビアで恰好いい万能の妖怪達という樹作品ではよくある設定。
いつものSFのような意外性はなくとも、本編より分かりやすくて読みやすいかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-30 23:30:10] [修正:2014-04-30 23:30:10] [このレビューのURL]


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