フィラメント 漆原友紀作品集のレビュー
4点 kikiさん
「岬でバスを降りた人」は岬や昭和臭満々の店舗兼家の独特の空気を
よく描いてて、内容も結構よくできているなぁとは思ったのですが、
後の作品が私にはつまらなかったです。
特に絵にモノローグが多様された短編は懐かしい作風ではありますが、
引き込まれるものが全くなかったです。
ファンなら他の話も楽しめるのでしょうけど、私はこれ一編だけに
お金は出せないなぁ。
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[投稿:2012-05-22 00:16:24] [修正:2012-05-22 00:16:24] [このレビューのURL]
6点 森エンテスさん
ファン向けの短編集です。
同人系雑誌のファンロード誌に志摩冬青名義で発表した作品を中心にまとめて、ラポートから発売された『バイオ・ルミネッセンス』がベースで、フリートークと「草雲雀」を抜いて、「岬でバスを降りたひと」「迷宮猫」を追加した内容です。
良くも悪くも同人的な内容の作品が多いですが、新たに追加された「岬でバスを降りたひと」は良い作品です。
個人的には抜かれた「草雲雀」が素晴らしい内容の作品だっただけに、抜いた理由を知りたいという気持ちがあります。
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[投稿:2011-11-23 03:41:27] [修正:2011-11-23 03:41:27] [このレビューのURL]
6点 blackbirdさん
実はまだ「蟲師」を読んでいないのに、先にこっちを読んでしまいました。
ちょっととっつきにくいかなと思って保留していましたが、こちらに
収録されている「虫師」二編を読んで、本編も読んでみようと
いう気になりました。
何となく引き込まれそうで、最後まではぐっと掴まれない話が
多い中で、最初の「岬でバスを降りた人」はなかなか良かったと
思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-23 14:12:22] [修正:2011-06-23 14:12:22] [このレビューのURL]
5点 torinokidさん
漆原氏の短編集。
「岬でバスを降りた人」、「虫師(蟲師じゃないのがミソ)」は秀逸。
他の作品は・・・、正直言って微妙。
同人誌的自己満足マンガみたいな感がある。
作者のコアなファンなら楽しめるんだろうけど。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-01 14:44:09] [修正:2011-06-01 14:44:09] [このレビューのURL]
6点 ごまあぶらさん
面白し。
蟲師の技巧とはまた別途で、よくある内包的な短編をさらにやさしくしたような感じ。
間の使い方が上手で、あんぐりとする場面は流石。
超常現象を静かに体験するという手法はこの頃からあり。
そして何より絵がまた不思議にマッチしていて、この人にしか出せないような雰囲気をかもし出していた。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-05-24 08:32:51] [修正:2006-05-24 08:32:51] [このレビューのURL]
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