文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。(シリーズ)のレビュー
2点 Leonさん
やっぱり分量って大事だなぁと思う。
有名文学を数ページで読むというコンセプトは面白いけど、
内容が詰め込み過ぎで頭に入って来ないんだよなぁ。水木タッチの
絵柄は作品にマッチしているし、合う人や沢山文学作品を知ってる
人には楽しめると思うけど、自分は楽しめないのでこの点数。
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[投稿:2021-01-15 08:37:35] [修正:2024-05-30 22:06:59] [このレビューのURL]
6点 Scroogeさん
著作権の切れた名作文学を、ドリヤス工房が10Pで漫画にまとめるシリーズ。
おおむね50年以上は前の作品のため、非現代的なドリヤス工房の作風(つまり水木しげる)にとてもよく合う。
これを読んで原作に興味が出たら、青空文庫で読めるので大変に良い企画。
当たり前だが、毎話が違う作品のため、好みに合う合わないがある。
すばらしいと思ったのが坂口安吾の「桜の森の満開の下」
たしかに水木しげるの飄々とした絵ヅラでありながら、
坂口安吾の美しく哀しい狂気をしっかりと表現している。
さすがドリヤス工房。よくぞここまで作りこむものと感心する。
2015年11月現在はこの漫画の単行本が刊行されており、
漫画作家へ利益を還元するために、過去作品の大部分が
トーチwebで読むことができなくなった。いたし方なし。
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[投稿:2015-11-01 02:39:22] [修正:2015-11-01 02:39:22] [このレビューのURL]
6点 gundam22vさん
水木絵に酷似した絵柄で有名文学作品を10ページ前後で扱う作品。コンセプトが面白くそれを及第点で実現出来ていると思います。中には無理がある作品もありますが、要約も全体的に上手くまとめていますし(未読の人がしったかぶれる程度)、作品末での作者の横顔的な似顔絵と解説も勉強になりました。本作を読んだ後で作品の論評や詳しい概要をネットで調べて、その作品の凄さや深みを知ることも多く、そういう契機(動機)になるだけのクオリティがあったかなと。まだまだ有名文学はあるので続編に期待します。
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[投稿:2015-10-04 07:04:38] [修正:2015-10-04 07:04:38] [このレビューのURL]
6点 s-fateさん
絵が水木しげる風であり、まとめサイト隆盛のご時世に沿った手法を持ち込んだあたり、企画の勝利ですね。これが普通の絵であれば、なにやら子供向け学習マンガっぽくなるだろうし、時期がズレれば「文豪の作品をまとめるなんて身も蓋もない」となるでしょう。
個人的には読んだことのない作品に「マジでこんな話?」という話もあり意外性もあって面白かったです。
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[投稿:2015-10-03 18:49:48] [修正:2015-10-03 18:49:48] [このレビューのURL]