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8点(レビュー数:1人)

作者手塚治虫

巻数2巻 (完結)

連載誌SFマガジン:1971年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:37:09

あらすじ 宇宙評議会は堕落した人間に代わり、地球の支配者には鳥類がふさわしいとし、鳥の知能を発達させ、人間を襲わせるよう命じる。
その結果人間の社会は滅亡、鳥はめでたく地球の支配者になる。が、しかし・・・

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鳥人大系のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 やじウマさん

簡単に言うと手塚治虫版「猿の惑星」。猿が鳥ですが。
手塚作品の中でもマイナー中のマイナーですが、自分はもっといろんな人が読んでもいいんじゃないかと思う。
鳥社会の設定がよくできている。食虫族と食肉族の対立や新市長の決め方、他、作中のあるキャラの提唱する鳥が人間に代わり地球をおさめるべき理由、というのが面白い。妙な説得力がある。
手塚治虫という人は「説明」の能力に長けている人だったんだなと改めて思う。

SF作品としてはかなりよくできている、と自分は思う。

でも結構好きな作品なんだよなぁ。実質的に手塚作品にハマったのはこれのせいだし。もっといろんな人読んでくれないかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-10 15:54:04] [修正:2016-09-25 21:21:18] [このレビューのURL]


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