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6.66点(レビュー数:3人)

作者原秀則

巻数6巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1994年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:37:14

あらすじ 多田野一郎、高校三年生。勉強はダメで、彼女もいない。とりあえず大好きな漫画の道へ進みたいけど…。あきらめないキミへの応援歌。

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いつでも夢をのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

6点 kikiさん

主人公の嫌な部分を描くのが非常に上手い。
ボンヤリしていて、やる気が気持ちだけですぐ現実逃避しちゃったり、
人に泣きついたり、独りよがりだったり、嫉妬をぶつけちゃったり…
最初の方はもうイライラしどうし。でも目が離せない。
誰にでもあるであろう 人の負の感情がよくここまで表現できるなと
感心してしまいます。

ストーリー自体は主人公が挫折をたっぷり味わいつつ漫画家を目指して
様々なタイプの漫画家や編集と出会い…って感じだけど平凡かな。
ストーリーうんぬんより主人公含め周りのキャラクター達の嫌な
部分がたっぷり味わえ、興味深い作品です。

最後とってつけたかのようなラストですが、そこに至るまでが
かなりドンヨリくるので読後感があまりよくない漫画かも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-27 22:29:08] [修正:2011-10-27 22:29:08] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

漫画家を目指す少年の物語ですが、周りの人間がドンドン前に進んでいってしまったり、自分が上手く行きそうになると邪魔が入ったりと、自叙伝的な漫画というよりは「漫画作品」してると思える漫画家漫画です。

終盤は正直痛々しくて読むのもしんどかったですけど、最終回の救いがあってよかったです。

賛否両論はあるとは思いますけど、僕は賛成です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-29 20:59:17] [修正:2011-10-29 05:10:24] [このレビューのURL]

7点 鹿太郎さん

原秀則先生が描く漫画家漫画。
この作品は原先生の作品の中でも取り立てて評価の高い作品ではありません。
ただでさえ派手ではない原先生の作品群の中でも1、2を争う地味さ。

しかし、個人的には好きです。
凡人が故の葛藤とともに、人間のドロドロした部分がよく描けていると思います。
読んでいて非常に痛々しい。精神的にクるものがあります。

作品の締め方、ラストエピソードまでのくだりは若干唐突かな。
あまり伏線の張られていない方にストーリーが進んでいった印象。
最初の頃に出ていたヒロインらしきキャラクターとかどこ行ったんだろ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-24 16:45:04] [修正:2006-12-24 16:45:04] [このレビューのURL]


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