あらすじ アフリカの奥地で実父に殺されそうになった主人公吾妻晴は『かつて全てだったものの一部』『全ての生物の根元』『全てを滅ぼし前進させる力』………の統合された意志=WILLと契約を交わし、新人類=オメガとして覚醒(進化)する。アメリカのオメガである大統領夫人イブ・L・ホークスからオメガ同士による次世代の進化を賭けた『種の衝突』の事実を聞かされた晴は、巨大暴走族「極東連合」のリーダー梶秋一を取り込んで、日本の実権を握るために3年以内の祭り(クーデター)の実現を目指す。
備考
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)において、2001年40号から2005年24号まで連載。全14巻。2005年29号より『オメガトライブ キングダム』と改題して連載再開。
オメガトライブ のレビュー
8点 オカシューさん
異質SFアクション漫画とでも云おうか、この「オメガトライブ」。
ただし杉山清貴は出てこない。歌も歌わない。
独特のアイディアを核に据えて中々壮大な物語でたっぷり、しっかり楽しめる。
前半は玄人も唸らせる重厚なストーリー、中盤からB級アクションモノへと変化していく。
その点に多少の違和感を覚えるが総じて良作。読んで損はなし。
私の大好きなキャラクター柴千春(刃牙トーナメントの暴走族)のDNAを受け継いだ梶君のキャラは最高。
彼のおかげで後半は3倍面白い。
ラストが途中終わりな為、そして単純に面白い為続編を読まざるを得なくなる。
ところでウィルの下半身は尻尾と言う事で漫画とか出版物を監視してる倫理委員会みたいな人たちは納得したのだろうか。
絶対無理だろ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-04 01:09:08] [修正:2009-12-04 01:19:58] [このレビューのURL]
9点 カルマさん
これは凄い。
こんな漫画を描こうと思った作者が凄い。
普通こんな漫画を描いても、わけわからん漫画になっちゃいますよ。
でもコレは違います。
緻密なストーリー展開と圧倒的な画力で非常に面白い作品になってます。
かなりオススメですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-03-04 13:23:01] [修正:2007-03-04 13:23:01] [このレビューのURL]
4点 デビルチョコさん
設定は良かった。
人類の起源や滅亡の危機等のストーリー展開も面白かったし、
バトルシーンの描写も良い。
しかし途中から必要ないキャラがどんどん出てきて、
序盤の設定が滅茶苦茶になり一気につまらなくなった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-10 07:01:05] [修正:2015-03-24 20:27:27] [このレビューのURL]
4点 pazzoさん
序盤は良かったが、鳥肌実がでしゃばってからは急激に失速。
協定も何もなく目の前にいる敵殺せば一種類減らせるんでしょ?アルファ同士出会ったら即殺し合いにならない意味がわからない。
あと、主人公に感化されていく過程の心理描写に説得力がなく物語に入っていけない。
設定が突拍子もないから説得力云々は的はずれかもしれないけどね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-07-04 12:27:33] [修正:2013-07-04 12:27:33] [このレビューのURL]
9点 asd5さん
作者自身言っている通り、興味のあるモノをとにかく突っ込んでごった煮にした、という感じです。
と言っても散漫ではなく、まとまった物語です。ちょっと話のテンポが遅い、それだけが難点か。
人類が元々多種で、様々な人類が絶滅してきたという歴史が私自身好きな話ということもありますが、
この漫画でも非常に素晴らしいモチーフとなってます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-05-03 23:20:16] [修正:2013-05-03 23:20:16] [このレビューのURL]
PR