ホーム > 青年漫画 > 週刊ヤングジャンプ > 死刑囚042

6.29点(レビュー数:31人)

作者小手川ゆあ

巻数5巻 (完結)

連載誌週刊ヤングジャンプ:2002年~ / 集英社

更新時刻 2011-01-12 12:18:01

あらすじ 死刑囚042号こと田嶋良平は、死刑制度廃止に伴う社会復帰実験の為、脳に爆弾チップを埋め込まれた状態でとある高校に清掃夫として派遣されることになった。

シェア
Check

死刑囚042のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全31 件

6点 朔太さん

面白い設定に引き込まれます。
大量殺人犯も裁判時点で悔悛の情が認められれば、死刑にはならない
のですよね、日本の実状では。
だから、本作品のようなケースである従順で社会適応性があって、
周辺の人間が同情するような死刑囚は、現実には存在しないはず、
とウガッタ目でみてしまうほど、やや非現実的な世界のような気がしました。

死刑制度について論評は避けたというより、そこに主題はなく、
行動に極限的に制約を受ける人間が何に生きがいだとか、幸せを求めるのか、
という点に見どころがあったように思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-03-26 17:33:35] [修正:2017-03-26 17:33:35] [このレビューのURL]

6点 革財布さん

5巻完結です
主人公が死刑囚という異色の漫画ですがはっきり言って面白いです
人を殺したとは言え本人が一方的に悪いわけではないので読んでて可哀想でした…
すべてが一から作られた設定ですが非常に良く出来てると思います

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-12 02:38:24] [修正:2015-01-12 02:38:24] [このレビューのURL]

6点 paranaさん

死刑因に殺意が芽生えると爆発するというチップを脳に埋め込み、刑務所から出して高校で奉仕労働させる社会実験を行うという設定のマンガ。

色々とあり得ない設定ながらそのアイデア自体は新しく、ヒューマンドラマとして面白い展開を見せているところは評価できる。

ストーリーには圧倒的にいい人ばかりが出てくるが、たまに出てくる悪人が物語に良いアクセントを与えている。
主人公の田嶋とそのカウンセラーも椎名も非常に良いコンビ。

自分にはサラッと読めて泣きどころがそこそこあって全体的に雰囲気の良い良作だった。

ただ、死刑という重いテーマを扱いながら過去の罪に対する良心の呵責や葛藤、魂の解放などが全く描かれておらず、ストーリーが軽すぎな面もあり、
同じ設定でもっと面白いストーリーを作れる人はいるだろうなとも思えた。
(泣ける度3★★★☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-20 20:49:12] [修正:2014-04-19 11:33:56] [このレビューのURL]

10点 諸葛さん

5巻完結なので一気読みしました。
とても引き込まれる設定であり内容であり…
ほのぼのとしたヒューマンドラマでよかったです。
絵が綺麗で登場人物の女の人の容姿も魅力的で
男の人のキャラも魅力的でした。
特に椎名さんと田島や、笹塚さんなど!
小手川ゆあさんの作品が大好きなので
点数は甘めですが本当に良い作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-31 05:19:56] [修正:2014-03-31 05:19:56] [このレビューのURL]

5点 asd5さん

死刑囚という夢も希望もないポジションで、物語を成立させたところがすごい。
よく考えると、死ぬ時期がちょっと早いとか、できることに制限があるとか、
普通の人でも多かれ少なかれあることで、人生の縮図として構成されてるのかもしれません。
それだけに、ラストのしんみりとした感動が引き立ちます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-25 19:39:10] [修正:2013-02-25 19:47:25] [このレビューのURL]

PR


<<前の10件
1234567

死刑囚042と同じ作者の漫画

小手川ゆあの情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊ヤングジャンプの情報をもっと見る