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6.5点(レビュー数:2人)

作者竹本泉

巻数3巻 (完結)

連載誌なかよし:1983年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:41:19

あらすじ 宇宙からの転校生あおいちゃん(本名チャチャ=モチャノチャ=ヌートの1)と周囲の人々を描いたSFタッチのコメディ。

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あおいちゃんパニック!のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 ITSUKIさん

文庫版を読了。
作者が男性だと知ってビックリしました。
とてもファンシーな絵柄をしていたもので…掲載誌だって「なかよし」ですよ。

実は宇宙人のハーフであるあおいちゃんが起こすちょっぴりドタバタなコメディ作品です。ラブコメ要素も多少あり。

内容はもうとことん軽いノリで、和気あいあいとするキャラ達がひたすら楽しいです。
何より自分が惹かれたのは言語(台詞)のセンス。
「あぎゃぎゃ」とか「あやー」とか「ひややややや」とか。
少しおかしな日本語をしゃべるマメミムのその微妙な言葉の狂いっぷりとか。
かわいらしい絵柄に加えてこの独特な台詞と書き文字の数々で凄い雰囲気を作られていると感じました。

竹本泉先生はこの作品が初ですが、竹本泉ワールドにこれからどっぷりになるんじゃないかという位好みな作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-04 23:48:07] [修正:2010-11-04 23:48:07] [このレビューのURL]

6点 まれらさん

竹本泉の原点ともいうべき作品だが、ほとんど作風は完成されている。絵柄はきわめて柔らかなタッチのかわいらしい絵で、最近の萌え系とは異なり万人受けしそうな感じである。その一方、ストーリーはしっかりと練り込まれたSFであり、そのアンバランスさが味わい深い。
基本は学園ラブコメのような設定ではあるが、あまり深い人物描写はなく、どこかずれた変なシチュエーションを穏やかに楽しむ構成。氏の作品全般について言える事ながら全くといって良いほど毒がないので、刺激を求める向きにはお薦めできない。
「チャチャ=モチャノチャ=ヌートの1」「きぴきゃぴ」など、ぶっ飛んだ言語感覚が作品世界を彩っている。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-20 01:13:09] [修正:2007-12-20 01:13:09] [このレビューのURL]


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