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5.61点(レビュー数:36人)

作者高橋陽一

巻数37巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1980年~ / 集英社

更新時刻 2010-11-10 23:41:56

あらすじ 天才サッカー少年大空翼の活躍と成長の物語。日本サッカー漫画の金字塔。

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キャプテン翼のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全36 件

7点 オカシューさん

もともと我が家に2冊ほど置いてあった。ある時それを読んだ息子は次の日から大騒ぎ。
「次(続刊)買って、次買って!」
やはり大ヒット漫画ともなるとただ者ではない。何年経っても通用するなにがしかの魅力があると言う事であろう。

私自身もそうなのだがレビューする時に形から入ってしまう。絵がどうたらストーリーがどうたらと。
しかし知識の無い故に白紙の状態で読書に挑む子供にこそ感じられるものがある。
区別のつきにくいキャラクターややりすぎな身体能力必殺技の奥に潜んでいる、煮えたぎるようなマンガパワーをである。

新人作家(当時)である高橋先生ががむしゃらに描いたそのマンガは日本サッカー界をけん引し世界の子供たちを楽しませている。
そして小学生くらいなら現在も充分楽しめる作品であると私の息子が証明してくれた。

子供だまし、という言葉がある。お子様向け、という言葉がある。
良い意味に使われる事がほとんど無いのが残念だ。

人によっては老若男女、すべての人に愛される作品が素晴らしいという。
無差別級の王者が1番強いと言われればその通りかもしれないが軽量級のチャンピオンだってフェザー級の王者だって称えられるべきものではないだろうか。
幼児向け、子供向けの作品ももっともっと評価されていいものだと私は思っている。

ところでキャプテン翼レビューのきっかけはあるテレビ番組であった。
雨が降ったの降らないのなどという名前の芸人が司会のトーク番組だ。その深夜番組は毎回テーマを決めてタレント達(ほぼ芸人)が語り合う。
テーマのジャンルは多彩でマンガ作品の場合も有りその回は「キャプテン翼」だったのだ。

結論から言うと良く出来た1時間だった。感心した。
出演者も芸人らしくおちゃらけながら作品の歴史や影響力を分かりやすく魅力的に語ってくれた。

その中で必殺技等をちゃかすコメントも度々あったのだが、超人マンガ肯定派の私でも楽しく視聴する事が出来た。
なぜならそこには「作品への愛情」が感じられたから。

その中に「何も知らない子供をうまく騙しているマンガ」のようなニュアンスはなかった。
少年時代を盛り上げてくれて夢中にさせてくれてありがとう!という熱い感謝の気持ちが伝わってくるのだ。愛情が。

さすがプロの作る番組であり取り上げる作品への敬意や配慮に感服した。
影響力とか関係なしにしても素人レビューじゃかなわない部分かな。

インターネットによりズブの素人の私ごときでさえ他人さまの作品にモノ申す事ができるようになった。
だが果たしてそれが良い事なのか悪い事なのか。

私のレビューに、そしてあなたのレビューに。

「愛」はあるか。






ナイスレビュー: 5

[投稿:2010-03-14 13:14:12] [修正:2010-03-14 22:46:31] [このレビューのURL]

6点 punpeeさん

最初に言っておきますが、私はこの作者が好きではありません。
色んなスポーツ題材に手を出しながら、どのスポーツに対しても敬意や愛情を感じない点と、結局キャプ翼に依存し、画力やデッサン力の進化が止まっている点で、向上心をあまり感じられないからです。

しかしこの作品に関しては、サッカー漫画のパイオニア的作品であり、
少年達の心をくすぐる吸引力のある作品だと認めざるを得ません。
私の友人からも、
「家にあったキャプ翼1?3巻を読んだ小学生の息子が、一気に全巻をせがんできた」と聞いたくらいの影響力があるのでしょう。


かく言う私もこの漫画で育ち、
(少年目線から見て)魅力的なキャラや必殺技に心を躍らせ、サッカーというよりかはキャプ翼ごっこに胸を躍らせていました。

国内のライバル達も魅力的で、その後の海外のキャラもスケールアップして魅力があるんですよね。
大人の方でも、まだ未読であれば楽しめるかもしれません。
ブックオフ文庫版とかなら安く揃えれるでしょうし、なかなかのエンターテイメント度だと思われます。

元祖キャプ翼以降のシリーズは悪意が籠もったレビューになりそうなので、控えときます。笑

余談ですが、FC、SFCのキャプ翼も全シリーズやりました。
運要素が大きいですがシステムが画期的で夢中になってました。
漫画キャラよりも、ゲーム世界のサンパウロのジウやバビントンに感情移入してます。笑

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-02-27 17:50:16] [修正:2017-02-27 17:50:16] [このレビューのURL]

9点 リオ1980さん

サッカー漫画の金字塔。
人生で初めて全巻集めた漫画です。

現実ではあり得ない、必殺シュートなどが、
少年の心を鷲づかみにしたのです。

登場人物もみんな魅力的だ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-10-30 02:35:58] [修正:2009-10-30 02:35:58] [このレビューのURL]

日本サッカー発展の起爆剤。

ありえないことばかりのサッカー漫画。
格闘系サッカーとでもいえばよいのだろうか、
今読むとすごい作品です。
でも、当時小学生だった私は、
石崎君の顔面ヘディングに憧れていて、
いつも体育のサッカー授業で鼻血をだしては
「ボールは友達!」とかぶいていました。

◇この作品の個人的価値=全37巻で 2000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-11 21:51:29] [修正:2005-07-03 23:28:10] [このレビューのURL]

7点 プリさん

[ネタバレあり]

子供の頃全巻買って夢中になって読んでいました。

小学生編から始まるのですが、小学生編が個人的には
一番好きです。
全国大会で出会う様々なライバル達、そして代表で
今度はそのライバル達が味方となって戦う。

サッカーのルールも何も知りませんでしたが、
サッカーしてる上手い選手はこんな感じで代表に
なっていくんだろうな、という雰囲気にワクワクしました。
オフサイドトラップやとりかごは、この漫画から得た知識です。

個人的には岬君が一番好きなキャラなので
別れ、再会の場面が一番心に残る名場面。
中学生編に岬君が登場しない設定も劇的です。

キャプテン翼はこの作品までしか完読していませんが、
この後に続く続編はスーパースター大空翼と新たなライバルと
その他大勢って印象がしてあまり読む気が起こらないのが残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-29 21:00:06] [修正:2014-03-29 21:02:04] [このレビューのURL]

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