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6.75点(レビュー数:8人)

作者安永知澄

巻数3巻 (完結)

連載誌コミックビーム:2003年~ / エンターブレイン

更新時刻 2011-01-12 13:02:20

あらすじ 性別も世代も個性も異なる登場人物たちが、かすかに関わり合いながら、それぞれの「特別」な日々を精一杯に生きていく。
期待の新鋭・安永知澄が瑞々しく描く、切なく、遠い連作短編シリーズ。

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やさしいからだのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

5点 asd5さん

つげ義春のなり損ないといった感じですね。
一歩引いた描写は良いのですが、それだけじゃダメです。
ある意味惜しい漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-18 23:39:53] [修正:2015-11-18 23:42:21] [このレビューのURL]

6点 朔太さん

人が人であるための精神性を文字で追求するために、小説が世に出た。

これを漫画で表現してみよう、そうすれば文字ですら確定し過ぎるような

内面性ももっとリアルに表現できるのではないか?

そんな意図さえ感じる文学的感性の持った作品です。

だから、理解困難な、あるいは自分の感性に合わない部分も感じてしまう

ものも在りますが、総じて人間ってこんなナイーブだったんだなあ、

の感想です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-11 20:20:08] [修正:2010-09-11 20:20:08] [このレビューのURL]

6点 フクポルさん

<所持歴:全巻。現在は売却>

異色といっても良い程独特で、多分素晴らしい作品なんだと思う。
但し作者(作品)の感性に付いて行ければ。
基本的に1話、若しくは数話で完結する短編が続きますが、
各話の主人公(としてスポットを浴びるキャラ)は1つ前の話に
チョロッと登場するキャラです。
かといって、各話が繋がってるかと言えば決してそうではなく、
とある舞台を色んな角度・視点で見たショートストーリーを
繋ぎ合わせたって感じでしょうか。

パラ見だと何も分からんと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-27 23:11:38] [修正:2010-02-07 19:52:47] [このレビューのURL]

9点 くっしいさん

 色々な感情を惹き起こす情緒的な漫画です。お互いがお互いのことを思い、善意を向けているのにすれ違う。これこそが人間関係なんですね。と当たり前のことを再確認できました。当たり前のことを説得力を持たせて語るのは本当に難しいことだと思うんですけど、さらりと力を抜いて描いている様に読ませるのは作者の力量なんでしょうね。

 連作集として構成も新味があって、読んで良かったと感じました。

 ただ終わりがあまり頂けない。一話の読みきりとしては最終話も良いと思いますが、全体の締め括りとしては如何なものかと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-04 14:29:05] [修正:2009-04-15 22:37:00] [このレビューのURL]

6点 やまびこさん

毎回主人公が、前回のちょっとした関係者に変わっていくという斬新な進め方はとても面白かった。
ちょっと不思議な世界観も入り込みやすいモノで、読んでいて置いてきぼりになることはなかったと思う。

しかし、最終回が急すぎて違和感を感じた。
まあ、こんなもんといえばこんなもんなんだろうけど・・・

主人公の関係性を探すのも楽しめる作品なので、興味があれば買って損はないと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-30 00:28:08] [修正:2009-03-30 00:28:08] [このレビューのURL]

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