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7.66点(レビュー数:3人)

作者吉田聡

巻数3巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1987年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 00:44:09

あらすじ 生きるのに不器用なツッパリ茶ボー。ある日、中学時代の同級生・純子に出会う。純子は茶ボーのアパートに転がり込み、他に行く所ない二人の痛い程純粋な同棲生活が始まった

備考 2006年、実写映画化

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純ブライドのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

7点 kikiさん

高校まではバリバリツッパリでカッコよかった主人公が
同棲することによって社会に折り合いをつけていかなければ
ならなくなり、それによる葛藤や愛情の育み、同棲によるイサカイ
などの胸のうちが切なく描かれてます。
また二人の貧乏なこと・・・まさに神田川の世界で古くさい。
けどそれにより生まれる世界の愛しい。詩的な描写も多いので
引き込まれました。
暗いエピソードが多いけど、二人の真摯な姿に心うたれる良作。

雨のシーンが多いですが、題名とかけて6月が物語の始まりなのかな?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-12 02:16:20] [修正:2011-05-12 02:16:20] [このレビューのURL]

7点 フクポルさん

<所持歴:全巻>

個人的には「吉田先生の隠れた名作」と思ってます。

吉田作品は、湘爆、荒くれ、DADA!など、族・アクションのイメージが強いですが、
これは、それらとは一線を画す真面目なラブストーリーです。
しかも名曲「神田川」の世界をイメージさせる、ちょっと切なくて辛い。
ほのぼのとか、そういうのは無縁の世界です。

吉田聡はこういうのも描けるんだぞ、ということで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-23 21:07:07] [修正:2010-08-13 16:25:17] [このレビューのURL]

9点 s-fateさん

当時ギャグっぽいマンガを描いていた人なので、そういう気分で読んだら、すごくつらい話でした。つらいけど読むのが止められない。ガツーンとやられてしばらく一人になると暗い気分から抜け出せなくなるくらい破壊力がありました。
負の方向への衝撃が強いので、万人にはお勧めできませんが、楽しいだけがマンガじゃないと思える人にはおすすめします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 23:53:21] [修正:2009-12-11 23:53:21] [このレビューのURL]


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