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6点(レビュー数:3人)

作者安彦良和

巻数5巻 (完結)

連載誌リュウ:1979年~ / 徳間書店

更新時刻 2009-11-25 00:44:14

あらすじ 辺境にて母とともに幸せに暮らしていたアリオン。しかし、ある日平和な時は崩れ去る。自らを陰鬱な冥府の王へと追いやった弟ゼウスとポセイドンに復讐するため叔父のハデスによって拉致されてしまったのだ。暗殺者として育てられたアリオンは・・・?

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アリオンのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

6点 森エンテスさん

この作品はアニメから入ったのですが、『AKIRA』や『風の谷のナウシカ』同様、原作のコミックスの方が魅力的ですし、納得行く終わり方をします。

ギリシヤ神話が好きな人であれば、気に入る作品だと思います。
良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-16 22:32:55] [修正:2011-02-16 22:32:55] [このレビューのURL]

6点 kamekameさん

ほぼ30年前の作品だが古さは感じない。
安彦良和にとって初の本格的な漫画作品なのにおそろしく完成されている。
中学生の頃に読んで、舞台設定の下敷きになっているギリシア神話の世界にに興味を持った。
(実際はそれほど神話には忠実ではないが。)

周知のことだが、この作者はガンダム関連以外にも数多くの歴史物を書いている。
中でも「王道の狗」「虹色のトロツキー」などの近代ものの評判が良いのだが、
個人的には、「ナムジ」「神武」などの『神話以上歴史未満』の題材を扱った作品でこそ、
真骨頂を発揮し生き生きと描いていると思う。その原形となっているのがこの「アリオン」。
そういった意味でも読む価値有りです。

ただし、エンディングの安易さだけはいただけない…。

とにもかくにも、現在も中公文庫からコミック版が発売されていますので、
お一つどうぞ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-12 18:18:00] [修正:2010-09-12 18:24:09] [このレビューのURL]

6点 ガクちゃんさん

あまりの絵の巧さに当時、アニメーター志望だった私はすごく刺激された。著者の絵はそういう魔力がある。
躍動感とカッコよさと色気。
ただ、巧過ぎてなにかが足らないと思ってしまうのは私だけか。
ものの表現がステレオタイプな部分が若干鼻につくからか。
ストーリーの展開はやけにドロドロとしていて人間の業が作者の哲学をフィルターに展開されていく。作者の漫画デビュー作だが、いきなりの長編でストーリーテラーとしての資質もなかなか。この作品の直前に書かれた「シアトル喧嘩エレジー」という著者の小説も読んだ。著者の本質は若々しい熱さなのだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-19 21:56:53] [修正:2009-04-19 21:56:53] [このレビューのURL]


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