タビと道づれのレビュー
7点 そらまめさん
いや、面白いですよこれ。確かに展開はちょっとまとまってないんですけど。セリフを一つ一つ丁寧に考えて選んだんだろうなって思うような漫画でした。言葉が温かいです。シリアス展開に引きこまれることはありませんでしたが、読んだ後は物の考え方が優しくなれると思います。
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[投稿:2011-12-07 19:22:01] [修正:2011-12-07 19:22:01] [このレビューのURL]
6点 とろっちさん
閉じた街は、同じ一日を繰り返す。 永遠に。
優しくて、おぼろげで、薄暗い中でほのかに輝くような叙情的な物語。
しかし癒しなどでは決してなく、毒や弱さも併せ持っています。
その不思議な世界観がどこか宮沢賢治を連想させる作品。 と言ったら褒めすぎか。
わかりづらい設定、会話のみによる説明の回りくどさ、序盤の低調さ、などから、
最初のうちは作品世界に溶け込むハードルが高めなのが残念。
その分、閉塞した世界の謎が明らかになっていく中盤以降の展開には目を見張るものがあります。
読後感がとても良いです。 ふと夜空を見上げてみたくなる作品の1つ。
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[投稿:2010-12-21 01:19:35] [修正:2010-12-21 01:19:35] [このレビューのURL]
6点 limolimoさん
なんとなくノスタルジーな雰囲気の優しい感じの物語だった。
序盤は退屈なんだけどラストに向けて泣けるセリフ満載だった。
とくに航ちゃんの言葉は温かくやさしく癒された。
手形とか分かりずらい設定もあるけど
とにかく絵もかわいい感じで疲れた大人に読んでもらいたい一冊
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[投稿:2010-12-11 22:30:07] [修正:2010-12-11 22:30:09] [このレビューのURL]
7点 ITSUKIさん
設定がなかなか面白い作品。
5年前にお世話になった「航ちゃん」に会うために緒道という町にやってきた少女・タビ。
しかしその町はなぜか同じ一日を繰り返し、住人はその事に気づいていない様子。町の中で行ける場所も限定され、行動範囲を広げるには掌に「テガタ」を持つ人、「セキモリ」からテガタをもらわなければなりません。
果たしてタビはこの一日を繰り返す町で航ちゃんに出会えるのか、またこの町から出る事が出来るのか・・という内容。
どうしてこの町がこの様な状態に陥ったのか、行動範囲が広がるにつれて少しずつ謎が紐解かれていく展開が良いです。
序盤は退屈に感じる所もありましたが4巻以降で明かされる真実は、演出の上達もあってなかなかの出来と思います。
絵柄・作風は掲載誌がコミックブレイドの所為かなんとなく「ARIA」を連想せずにいられないのですが、とても読みやすいです。表紙も非常に綺麗。
逆に内容自体はシリアスなモノで、キャラクター一人ひとりの過去・悩み・夢を描いていくので「癒し系」ではありません。
既刊5巻で、4月に出る6巻で完結らしいです。
個人的には3巻までの時点では6点だったのですが、4,5巻が良かったので7点としました。
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[投稿:2010-03-23 00:33:12] [修正:2010-03-23 00:33:12] [このレビューのURL]
4点 patchさん
SF要素と日常要素を組み合わせた世界観が作りたいのだと思うんだけど、どうも話の作り方がうまくないように感じる。
設定はおもしろいし画力(特に背景)もあるのだからもっとセリフ回しやストーリーの構成がうまくなればいい作品になると思う。
同じブレイドだからだろうか、デフォルメの絵の使い方や擬音語の表現、背景のタッチや話しの組み立て方などARIAを強く意識してるんだろうなーという気がするのは気のせいだろうか…
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[投稿:2009-02-02 23:49:05] [修正:2009-02-02 23:49:21] [このレビューのURL]
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