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7.95点(レビュー数:62人)

作者天野こずえ

巻数12巻 (完結)

連載誌月刊コミックブレイド:2002年~ / マッグガーデン

更新時刻 2012-07-16 19:46:21

あらすじ 地球歴2301年、かつて火星と呼ばれていた惑星AQUAの都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になるために奮闘する水無灯里の日常をコミック1巻=1季節のペースで描く。
(はてな より引用)

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ARIAのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全60 件

10点 とろっちさん

作中で起こっているのは、ほんの些細なエピソードばかりかもしれません。
それらの出来事にも主人公の灯里は楽しみを見出し、日々を満喫しています。
雰囲気を楽しむ漫画と評されているようですが、一つ一つのエピソードがよく練られており、面白いです。
作品の雰囲気も堪能しつつ、灯里と一緒に何気ない日常を楽しむ、そんな作品です。

その雰囲気ですが、陽の光や影、水などが巧みに描写されていて、作品の世界に素晴らしい演出を与えています。
特に風の描写は見事としか言いようがありません。
美しい風景。幻想的な世界。作品に流れるゆったりとした時間。とても心地良いです。

少し優等生すぎる作品なので合わない方もいると思いますが、とにかく人に薦めたくなる作品です。
この作品を読んで気に入った方は、きっと他の人に薦めたくなると思いますよ。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2009-11-03 00:10:35] [修正:2009-11-03 00:10:35] [このレビューのURL]

9点 フロドさん

疲れているときなどに読むと、非常に癒される感じがします。
何気ない日常に当たり前のようにあるものを、素敵に感じさせてくれる作品で、読み終わった後には心の中に温かい何かが残る作品でした。
また、世界観が素晴らしく絵も丁寧なので、風景がとても綺麗です。

息もつかせぬ面白さのあるバトル漫画とは違い、『ARIA』には息をゆっくりとつかせてくれる面白さがあるので、バトル漫画が好きで癒し系漫画は合わないと思う方も、気に入る気に入らないは関係なく、1度は読んでみる価値があると思います。

一気に全巻を読破してしまうのではなく少しずつ読み進めていくのが、自分としてはおすすめです。なので、一気買いはしないほうがいいと思います。

後半になってくると、若干退屈だと思う人もいるかもしれませんが、最終巻を読み終わったあとには、本を一回閉じて「ふぅ。」と色々な気持ちがつまった素敵なタメ息が出るでしょう。
ぜひ、この読後の感覚を味わってください。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-26 13:08:42] [修正:2009-06-26 13:22:52] [このレビューのURL]

3点 小塩さん

絵は綺麗
作品の舞台も綺麗
話の内容も綺麗
キャラクターも綺麗(外見、性格共に)

綺麗すぎて眠たくなってきました

癒される、癒されると言われているので読んでみましたが
僕の卑しく疲れた心は癒されませんでした
嫌な上司もいなくなりませんでした

水ばかりで油の入り込む余地がないというか
余程心に余裕がないと、この作品に共感することは出来ないと思いました

AQUAも含め、一応全巻読みましたが、感想としては
長〜〜〜〜い茶番を見せられた
という感じです

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-08-18 21:07:37] [修正:2008-08-18 21:07:37] [このレビューのURL]

10点 seg691さん

古谷実や浅野いにおが好きな自分にとってはあまり合わなかった。
だが低評価するような作品でないことは一目瞭然なので10点です。
普段漫画を読まない人に是非読んでほしいですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-09-29 08:36:46] [修正:2014-09-29 08:36:46] [このレビューのURL]

9点 gundam22vさん

一話完結の未来異星世界を舞台にした日常系癒やし漫画。
前作「AQUA」を読んでいる時から面白いとは思ったのですが、
こっちの方がパワーアップしていますね。コマ割り、
台詞回し、風景描写とかこの漫画センスが高いなと自信を持って言えます。ただの延々と続く日常ものじゃなく、成長や移り行く時を描写しているのが印象的ですし、
一本の筋が通った形で終わりました。前半で独特の世界観、イベントの説明を終了した感じで、後半はキャラの掘り下げや成長を描写していますがそれが非常に上手いです。ただの綺麗な物語で終わらずブラック面にも足を突っ込みますが、深刻にならないで
説教臭くならないように優しい雰囲気は維持されています。画力は相変わらず高いだけじゃなく、最後に行くまでさらに加速して、丁寧なのに劇画的にはならない良い塩梅で終わった稀有な作品かと。
ダラダラやれそうなのにこの巻数で収めたのも良かったですね。
日常系の一話完結話や女性漫画家の作品では合わないのが多い自分でも楽しめた辺り幅が広い作品で人に勧めやすそうです。前作「AQUA」は読まなくても楽しめますが、読んだ方が終盤に繋げてくるので感慨が違って来ます。唯一主人公灯里(彼女の魅力は本作
の長所で強く描かれる)の師匠・先輩のアリシアが引退はともかく作中出てこない誰かと結婚までしたのは釈然としませんでした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-09-10 06:46:57] [修正:2012-09-10 06:58:50] [このレビューのURL]

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