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8.5点(レビュー数:2人)

作者星野リリィ

巻数6巻 (連載中)

連載誌月刊コミックバーズ:2006年~ / 幻冬舎

更新時刻 2009-11-25 00:45:41

あらすじ 人と妖怪が共存する日本。月の満ち欠けとともに営んでいた生活が改暦によって、太陽の巡りとともに生きていくこととなった。
しかし、人間側の勝手な改暦に反発し、反対派の妖怪たちが様々な問題を起こすようになってしまう。
妖怪絡みの問題を解決するため作られた新組織『妖人省』。そこに招集された、陸軍少尉の青年たちと半妖の少女たちがコンビを組んで、不可思議な事件に立ち向かう。

※2巻の登場人物紹介ページにある、あらすじから。

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おとめ妖怪 ざくろのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

9点 codyさん

アニメを見てとても面白かったので原作を買ってみました。
軍人と半妖女の子がいちゃいちゃするのが基本ですが、ストーリーも引き込まれるものがありとてもいい感じです。
それに明治・大正を彷彿とさせる描写がすごく好きです。
こういう大和撫子な女の子は大好きです。
むしろ出てくる女の子全員可愛いです。
ざくろ出生の秘密や敵の半妖など、話が核心に迫っていく中、これからさらに期待したいところです。

薄蛍や雪洞・鬼灯がなぜ惚れているのかという描写が足りないように感じるところもあるので、そういうのが気になる人はもしかしたら楽しめないかもしれません。
また、作者故に絵がBL風であるのでそういう点で躓く人もいると思います。
しかし、女の子がかわいく、ストーリーもしっかりしているので、是非多くの人に読んでもらいたいと思っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-15 23:06:37] [修正:2010-11-15 23:06:37] [このレビューのURL]

8点 橙木犀さん

[ネタバレあり]

半妖の少女達と陸軍少尉がペアを組み、妖怪達が起こす不可思議な事件に立ち向かう…ということですが、主な内容はペア同士の心の交流(恋愛含む)です。
割合的には、交流話:事件関連(戦闘描写)=7:3といったところでしょうか。
私自身が一番好きなのは、勝ち気でお転婆な主人公のざくろと総角景(あげまき けい)のペアですね。ざくろが見た目王子様な景にときめいたものの、ヘタレで怖がりだという彼の本性(笑)を知って幻滅するという、マイナスの状態からの関係。
でも、任務や日々の生活を通し、思いやりがあって誠実で優しい景の別の面を知っていくことで信頼関係が深まり、恋愛の兆しも見せ始めています。意地を張って反発したり、赤面したりと色々な反応を見せるざくろに対して、景の方は朴念仁なので恋愛に関しては今ひとつ…。ゆっくり関係を育てていってほしいものです。
他にも、少女漫画調の純愛カップルな芳野葛利劔(よしのかずら りけん)&薄蛍(すすきほたる)や、明朗活発な双子の鬼灯・雪洞(ほおずき・ぼんぼり)&自信家だが素直な面もある花桐丸竜(はなきり がんりゅう)のペアなど、それぞれに関係がどうなるかが楽しみですね。

気になっているのが、人間側の勝手な改暦によって妖怪達が問題を起こすようになったという話。人間側は妖怪をないがしろにしたからだと考えているようですが、私はそれだけではない気がする…。それに、ざくろの名前の漢字が一般的な「柘榴」ではなく「西王母桃」なのも、深読みしたくなります。ざくろとざくろの母親の秘密も物語の主軸のようなので、自分なりに想像しながら展開を追っていきたいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-12 08:33:29] [修正:2008-12-12 08:33:29] [このレビューのURL]


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