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7.33点(レビュー数:3人)

作者橋本孤蔵

原作早川光

巻数20巻 (完結)

連載誌スーパージャンプ:2002年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:28:32

あらすじ 銀座一の鮨店にひとり現れた少女が握りの技で職人を打ち負かした。そんな「辻斬り」の噂を聞きつけ、グルメ記者の高野は真相解明に乗り出す。ようやくたどり着いた先は、下町の小さな鮨店。そこには天才職人、海棠きららがいた。

そんなきららが、回転寿司「すし慶太」のオーナー・坂巻慶太が仕掛けた超人寿司オリンピック「スシバトル21」に参戦を表明するのだが・・・

備考 当初はMANGAオールマンで連載されていたが、同誌の休刊に伴いスーパージャンプに移籍した。
第2部「ワールドバトル」に続く。

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江戸前鮨職人 きららの仕事のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

8点 chihiroさん

「魚」を「旨」くするのが鮨(すし)。
鮨好きな人は普通に楽しめますし、絵もストーリーもおすすめできます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-19 00:35:59] [修正:2007-04-19 00:35:59] [このレビューのURL]

7点 ganngannさん

女性職業人がプロの世界に飛び込んでいき、並み居る男性の中で才能を開花させる。
一種定番となったこの手の女性職業モノ。
忘れられた江戸前の伝統技法を継ぎ、素材に一手間一工夫を凝らしていく主人公の少女のスタンス。
その才能の開花が周りをひきつけてゆく。
話が出来すぎに思うこともありながらも、設定の華やかさと考証がしっかりマッチし、安定して楽しめるこのジャンルの好例に思う。

そして、この漫画はそれ以上に少年漫画の心意気を継いでいた。
主人公の敵として立ちふさがる、伝統の暖簾に胡坐をかく業界への革命者。
このライバルとの対決が現状では話の主軸だがとにかくこの親父が熱い。

時に単行本一巻に渡り凄絶な寿司バトルを繰り広げたり、敵の罠にも漢気を持って臨み、倒した敵はその男気に惚れる。場をさらっていく濃さ。
本来爽やか人情グルメ漫画であるところを、主人公と関係ないところで別世界の熱い戦いと絆を交わしあっているのである。
この男は料理漫画の中で名キャラクターの一人として推せよう。必見だ。


また最後に同類の寿司漫画、将太の寿司との構造の相似を挙げておきます。
おいしさのギミックの部分で同一ネタがあったのはかなり難点。(かぶりはしょうがなくもあるし多分そのネタ自身がオリジナルでもないと思うが)
また後発なだけに、漫画的な面白さ、より派手なディフォルメなど漫画的な面白さはこちらが高いと思います。
(但し地味な職人的というテーマを徹底して描ききった将太〜は素晴らしいものです)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-07-01 18:16:11] [修正:2006-07-01 18:23:27] [このレビューのURL]

7点 American418さん

板垣恵介の漫画、「魁!!男塾」と「ミスター味っ子」がドッキングしたかのような感じです。

主人公のきららの成長話よりも、この話の中心となるのがきららの敵となる「寿司を握るために筋肉を鍛えぬいた坂巻慶太」や、そのほかの男性陣キャラがマッチョな筋肉やトンでも寿司技で魅せる寿司漫画です。

「バキ」が好きな人、またはネタ漫画が好きな人には堪えられない作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-27 12:28:14] [修正:2005-05-27 12:28:14] [このレビューのURL]


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