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5.7点(レビュー数:10人)

作者彩花みん

巻数13巻 (完結)

連載誌りぼん:1992年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-27 19:41:58

あらすじ 世界一の大魔法使い・セラヴィーのもとで、一人前の魔女になろうと頑張る主人公・チャチャと愉快な仲間たちが繰り広げるコメディー。

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赤ずきんチャチャのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全10 件

7点 rさん

序盤は文句なしに面白い。
魔法や童話(人魚姫、三匹の子ぶた等)をパロディにしたコメディだが、しかしここまでよくできたギャグ漫画を探すのは難しいだろう。

だが書き溜めていたネタストックが切れたかのごとく中盤から失速し強引なギャグが増える。
世界観も現実とファンタジーの融合を意識したのか、魅力的とは言いがたい。
(魔法のない世界で魔法使いがいる話なら別だが、魔法が普遍的にある国なのに現代日本のような街並みって・・・)

鬼ごっこ編までは10点をつけたいぐらい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-16 01:22:14] [修正:2010-09-16 01:22:14] [このレビューのURL]

7点 臼井健士さん

「りぼん」の連載作品の中では珍しく面白かった作品。
とにかく日本的な日常生活の過程に無理矢理ファンタジーをぶち込んだ手腕が冴え渡る。

ただ連載が続くにしたがってチャチャを始めとするキャラが幼児化していったのが最大の難点。
連載当初は愛らしかったチャチャもだんだん性格が悪くなっていった・・・。
しかもアニメ化によって望まない設定が追加されたため、作者自身もそれを逆ネタにして悪乗りするしかなかった。連載当初は小学校中学年ぐらいだったチャチャやリーヤがだんだんと幼稚園児に・・・。
ところがなんとアニメでは中学生くらいの年齢の設定がされている(笑)という矛盾。

ただ「りぼん」掲載の漫画の「幼児化」はこの頃の雑誌全体の特徴で、水沢めぐみも「姫ちゃんのりぼん」以降、作品が幼児化してきている。雑誌を読む対象年齢が昔よりも下がったからなのか?「ときめきトゥナイト」も蘭世の娘の愛良のシリーズになってから魔法少女ものになって明らかに低学年の読者を意識した作風になった。昔はもっと大人でも普通に読める雑誌だったはずだが・・・。

とは言っても「りぼん」連載でコミックスが10巻以上出ている作品は滅多にないことから考えても(しかもストーリーものでなくコメディ漫画で毎回のページ数が少ないにもかかわらず、である)人気があって面白い漫画だったということだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-18 22:03:41] [修正:2013-08-15 14:05:29] [このレビューのURL]

6点 Pyoさん

2002年頃アニメの再放送で知った作品。
好きだった「姫ちゃんのリボン」の後作とあってどんなもんかいなと見たわけで、バトルと変身が嫌でそのころは何となく最終回まで見た程度だけど数年後恥ずかしくも古本屋でコミック文庫がならんでたので4巻まで購入(文庫だから買えたわけで、男にはあの赤い少女単行本売り場はどうしてもその棚の領域に立ち寄ることすら出来ない。)
初期の作画はまだ堅い感じでイマイチといえるけど、アニメの余計だったバトルや悪者がいないのは安心して読める。
まあノリもなかなかで出てくるキャラが軒並みおもちゃ扱いとは作者もなかなかやってくれるが、聞いていた毒はそれほどでもないような気もした。それは私が昔読んだことのある「あさりちゃん」の強烈なインパクトの影響かも知れないが(あっちは主人公の女の子すらボコボコですから)。
少女漫画らしく絵柄も可愛く、嫉妬に狂うチャチャとか、ハゲに悩むしいねちゃんとかセラ・ドロのずれた恋愛とか見るべきものが多く飽きない作品と言えたのだが、ポビーちゃんが出てきたあたりからおかしくなってきたのは他のレビュー者と同じ意見です。
ギャグマンガの宿命というか、長く連載してネタが詰まるとキャラを増やす→苦肉の策なので段々その新キャラ魅力のない物に→そして結局収集が取れなくなり破綻。
この作品ももれなくその負のスパイラルに直面して、最後の方なんかもうわけのわからないことに。
結局アニメがやってたころが一番面白かった皮肉。
当時の人気なら原作終了頃に再アニメ化があってもよかったのに、原作があれでは・・・
それでも後半もそれなりに楽しめる話があるのと中盤までの良さで良作とさせて頂きます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-07 10:56:28] [修正:2010-03-07 10:56:28] [このレビューのURL]

7点 みかんさん

後半は、作者自身の好み(ヒーローもの)に走り過ぎたのかネタが尽きたのか…期待とは違った方向へ全力疾走していってしまった印象は受けるものの、全体的なギャグのセンスと勢いのある作品だと思います。たまに見られるセラヴィーとどろしーのヤンデレ(?)&ツンデレな恋模様も楽しめました。

久々に読んでも笑える所が多いので、未読の方は一読してみて損はないかと…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-05 00:32:16] [修正:2009-05-05 00:32:16] [このレビューのURL]

6点 takeさん

昔1度読んだきりですが、結構面白かったと思います。
キャラがほのぼのしてるのにたまに出てくる
ブラックなギャグが個人的にツボでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-21 17:46:49] [修正:2008-12-21 17:46:49] [このレビューのURL]

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