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7.14点(レビュー数:14人)

作者えんどコイチ

巻数13巻 (完結)

連載誌月刊少年ジャンプ:1983年~ / 集英社

更新時刻 2010-08-15 12:32:20

あらすじ 「死神くん」こと死神413号の仕事は、残り寿命が少なくなった人間(動物含む)に死の宣告をし、生の尊さを訴え、魂の尾を切ること。
死を宣告された人達が織り成すオムニバス形式の感動物語。

備考 フレッシュジャンプが88年に休刊となったため、月刊少年ジャンプに移動した。
愛蔵版、文庫版は全8巻。文庫版では一部の話がリメイクされている。

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死神くんのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全14 件

8点 paranaさん

今となっては絵柄も時代背景も古くなってしまった作品ですが、「これぞ泣けるストーリーの王道」という作品が数多く詰まった名作オムニバス漫画。
「生きること」、「死」、「他人からみた自分」、「他人を思うこと」など色々と考えさせられるものがあります。
泣けるマンガを読みたいっていう人には、是非一度読んで欲しいと思います。
古いマンガで泣けるストーリーの王道を行っていたがために、以降のマンガでやりつくされたストーリー展開もありますが、きっと、お気に入りのエピソードが見つかるはず。
(泣ける度5★★★★★)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-23 10:20:09] [修正:2014-04-19 11:17:19] [このレビューのURL]

8点 takamさん

えんどコイチというと、週刊少年ジャンプでアニメもした「ついでにとんちんかん」が有名ですが、”生と死”という同作者とは思えないほど重いテーマをギャップのある絵で描いています。

きっと多数の作品の中で気に入る話があるはず。
印象的に残っているのは「心美人」「老兵は去らず」「娘どろぼう」「母ちゃんなんていなくなれ」「ヒーロー先生」とかでしょうか。
どの話も、死に直面した人間の欲求を死神くんとのやり取りでシニカルな笑いにして楽しませながら、人間の優しさを感じることのできる作品です。

きっと娘が小学生に入って漫画に興味を持ち始めたとき、自信を持って勧める事が出来る作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-22 20:47:29] [修正:2014-03-22 20:47:29] [このレビューのURL]

6点 jdf54jさん

確かに古い作品であり、今となっては手垢が付いたネタばかりですが
1話毎の質は高く、どれもオチまでに一捻り加えた印象を
受けます。このレベルの1話読みきり連載ができる漫画家なぞ
そうはいません。
医学に特別興味があるわけでもなければ、ブラックジャックより
こちらをお勧めします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-22 05:18:21] [修正:2010-12-20 00:58:16] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

基本いい話なので、死を取り扱っていても抵抗感はないと思います。絵もこの内容であればマッチングもいいと思います。子供の頃、「怪物くん」のパクリだと勘違いして手を付けなかったのですが、子供の頃に読んでおけば良かったかも。今読むと昭和だなぁ、という感じがします。
個人的には「幽遊白書」の極初期を読んだとき、この作品を思い出しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-05 00:37:17] [修正:2010-11-05 00:37:17] [このレビューのURL]

7点 あおはなさん

非常にハートフルです。そしてシュールです。基本的に特定の人にしか死神(および悪魔)は見えないわけですが、彼らが見えている人間とのやり取りを通じてつむぎだされる「生きる」ということのテーマは意外に深い。基本オムニバスです。印象に残っているものでは銀行強盗犯のやつとマラソンランナーの奴です。特にマラソンランナーの奴はちょっと泣けました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-04 16:13:14] [修正:2010-11-04 16:13:14] [このレビューのURL]

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