ホーム > 少年漫画 > 月刊少年マガジン > 旬〜味彩の匠〜

4点(レビュー数:1人)

作者高倉みどり

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊少年マガジン:2003年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:46:38

あらすじ 料理漫画のニューフェイスここに登場!!旬の丼、いただきます!!匂い立つ旨味を、舌に絡まる滋味を感じて欲しい、味わって欲しい!!主人公・倉田旬の実家である老舗の蕎麦屋「倉そば」は、父の借金のために人手に渡る寸前だった。身体を壊した父の代わりに、旬は彼の唯一の得意料理“丼”で店を立て直すことを決意するが……!! 新たな視点で“食”を斬る新解釈料理漫画登場!!

備考 当初は月刊少年マガジンで連載されていたが、後にマガジンイーノ(旧:マガジンGREAT)に移籍した。

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旬〜味彩の匠〜のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

4点 朔太さん

料理マンガは無数に存在しますね。
特に料理対決をテーマにしたものは、数えきれないです。
ここでも、そういう意味では中盤まで王道を行く展開です。
一つ特徴を挙げれば、主人公が蕎麦屋の息子なのに、
そばつゆを利用した丼物を得意として、独創的な丼を
あみ出していきます。
ただですね、コロッケ丼だの、おにぎり丼だの、
シチュー丼だのと家庭既存料理の延長上で変わり丼を
「どうだ、すごいだろ」的に押し付けてきます。
多少のうんちくは語るのですが、「いや、もう常識ですから」
という感じです。

さらに、主人公の生い立ちは貧乏で借金1億円ということですが、
登場してくる敵も二千億の資産を持っていようが、生い立ちは
悉く貧乏で愛に飢えたトラウマを持っているのです。
何度もこのパターンを繰り返していることに、
作者も編集者も気付いてないのでしょうか?
読み進めると、これ以外の設定のアイデアがないのですよ。
そりゃ8巻で終わってしまいます。

少年誌掲載なので、寛容に受け入れる気持ちもありますが、
途中から青年誌に移行しました。
大人相手にこれは許容限を越えてるような気がします。
多少デッサンの狂いはありますが、絵は綺麗ですので、
読む気が失せるとは言いませんが、単調さと幼稚さが
鼻につきました。全8巻完読。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-08-31 08:54:40] [修正:2022-08-31 08:54:40] [このレビューのURL]


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