百姓貴族のレビュー
6点 kikiさん
実家が酪農+作物農家な荒川弘先生の農業エッセイ漫画。
大胆で過酷でおおらかな農業と生活状態をユーモアと
かなり毒づいた本音で描かれていて、リーマン家庭に育った
身としては非常に農家の建前だけでない話に感心しました。
ホントもう農家さまさまです。
学級文庫におくべき(笑
面白いけどギャグの流れが似た感じだしテンションが作者さんと
合わないのか、私は一回読んだら十分に思えました。
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[投稿:2016-07-30 22:02:54] [修正:2016-07-30 22:02:54] [このレビューのURL]
8点 torinokidさん
この作品は面白いですね。
乱暴に称すれば「農業系あるあるマンガ」。
お笑いネタも多く、全体的には楽しげなエッセイ作品なんだけど、
日本の農業が抱える問題点等もちゃんと描かれてる辺りはさすが。
いろいろと考えさせられますなあ。
日本人として「読むべき」作品・・ってのはチョット誉め過ぎか。
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[投稿:2012-10-28 17:26:15] [修正:2012-12-17 17:27:13] [このレビューのURL]
6点 勾玉さん
農業に従事する大変さや、あるあるネタ
そして作者自身の体験談を、ギャグを織り交ぜながら描いており
とても読み易く、エッセイ漫画としては充分優れた作品だと思う。
ただ、テンション高めのギャグ要素が自分にはいまいちヒットせず
何度も読み返す漫画には、ならなそう。
欲を言えば、一つの漫画としてではなく
「銀の匙」のおまけの巻末漫画として、これを描いてほしかった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-05-10 17:56:17] [修正:2012-11-17 20:02:21] [このレビューのURL]
7点 booさん
農業エッセイ漫画。森薫のメイド愛と同じくらい荒川先生の農業愛が伝わってくる。
これは実際に農業に従事してた人じゃないと書けないなと思った。もやしもんのような表面だけの取材だけじゃ絶対に分からない現場の実情なり気持ちなりを教えてくれる。常に動物の生き死にに触れる世界なのでそこでの葛藤も興味深い。とんでもない事件はご愛嬌。
「お金を払ってるんだから給食に頂きますなんて言わなくていいでしょ?」「調理師が給食作るのは仕事だから当たり前。お金払ってるんだからもっと美味しく作ってよ」
こんな甘ったれた人たちに荒川先生は「食糧供給ストップしてあいつら飢え死にさせたろかと思います(笑)」と言い放つ(編集談目が笑ってない)。労働の価値を知ってる人の言葉です。何しろ秋の収穫期のスケジュール…百姓の方達死なないんですかね?
こんな感じで笑わせながらも荒川先生の主張には背筋に冷やっと考えさせられるものがあります。当たり前のようにある食について少しでも考え、食料自給率などの農業問題を意識する機会になりました。
とりあえず農林水産省の役人はデータなんて見てないで実際に現場を見てみた方がいいと思う。少しはましになるはず。
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[投稿:2011-07-23 00:41:29] [修正:2011-07-23 00:41:29] [このレビューのURL]
7点 即身仏さん
「農家の常識は社会の非常識」とはよく言ったもので、作者が農家出身から来る農業に対するリスペクトや現状の農業政策に対する不満等を軽く笑い飛ばしながら見れる良作。
これを読んで素直な気持ちで「お百姓さんって凄いなぁ」と思いました(笑)
何故に荒川弘が売れっ子漫画家なのか、この漫画を見れば良く判ると思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-10-24 00:53:38] [修正:2010-10-26 23:38:19] [このレビューのURL]
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