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7.25点(レビュー数:4人)

作者ながやす巧

原作梶原一騎

巻数16巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1973年~ / 講談社

更新時刻 2012-07-13 12:38:43

あらすじ 財閥家の少女・早乙女愛は、蓼科スキー場で見知らぬ少年に命を救われた。命がけで自分を助け、額に傷を負った少年の姿は、愛の心に『白馬の騎士』として焼き付いた。
8年後、15歳の美しい乙女に成長した愛は、この時の少年-太賀誠17歳-と再会した。

備考 連載中は一世を風靡。映画化、ドラマ化もされた。

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愛と誠のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

7点 Leonさん

今だったら大真面目に馬鹿をやってる作品として評価されるでしょう。
登場人物が本気で行動しているので結構笑えてくる。
ただ、読ませるパワーがあって先の読めない展開にハラハラさせられた。
ながやす先生の画力もそれをプラスしている。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2021-07-09 09:23:19] [修正:2022-03-30 07:22:11] [このレビューのURL]

5点 asd5さん

「何やってんの、あんたら(笑)」と始終ツッコミを入れずにはいられない、そんな漫画。
主要な登場人物が全員アホです。ところが本人達はいたって真面目なので、つい笑ってしまう。
空手やボクシングの世界なら格好良く見えても、学園とか普通の世界だとこうなっちゃうのかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-02 13:27:15] [修正:2013-02-02 13:34:13] [このレビューのURL]

7点 朔太さん

1970年代、本作品は一世を風靡していた。少年マガジンが少年誌に君臨して

いた時代で、これ以前には梶原一騎氏による”巨人の星””あしたのジョー””空手バカ一代”等

のヒット作品でスポーツによる男道に熱狂した後、

新たな境地を求められていた背景がある。

これが見事に大ヒット。またもや、梶原氏の面目躍如の伝説の作品になった。

いとこのネエチャンは、本作品のために毎週の雑誌ごと保存していた。

ただし、私自身は当時もそうだったが、今読み返してもそれほどでもなく、

梶原作品の中では、特段に評価は高くない。

愛を誠を持って貫く価値観は、当時はアメリカナイズされつつあった日本には

新鮮であったかも知れないが、今は当然というかそれしかないというか

陳腐で単純な生き方の一つに成り下がった。

美男美女同士なら、そうなるでしょう、と冷めた見方もできますし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-10 17:30:57] [修正:2011-01-10 17:30:57] [このレビューのURL]

10点 鈴森一さん

ものすごく面白いです。

「君のためなら死ねる」
この言葉に、ストーカー的な怖さではなく、一途な熱い恋心を感じさせる作品です。

「ストーカー」や「草食系男子」などという言葉が市民権を得た今の時代では絶対に書くことのできない、熱い熱い感情が作品の中で渦巻いています。

安易な離婚の多いこの時代、一人の相手と一生を添い遂げるためには、この作品に出てくるような一途な気持が必要なのだと感じました。

そうであるからこそ、「愛と誠」を作品として再評価するきざしが見られないことは残念でなりません。

ツッコミどころも満載ですが、それを楽しみつつ、作品のもつパワーに圧倒されていくことは間違いないのです。

ぜひ読んで、熱くなってください。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-07 22:53:33] [修正:2010-07-04 07:59:33] [このレビューのURL]


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