あらすじ 生と死の中継点である河川敷には、死んだ杉並区民の霊魂が集められる。とあること... 続きを表示>>
べっちんとまんだらのレビュー
7点 二軍Tシャツさん
よくできてるなぁ
という感想。
比較的難解な内容で、最初の内は何が何だかさっぱりですが、次第に物語の本筋が分かってくるとそこからは一気です。
伏線も多々あり、意味のあるシーン、特に関係ないシーンがごっちゃになっていてこれまた難解。
全体的にえげつない展開が多いですが、読後感は悪くありません。
オススメです。
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[投稿:2011-03-17 19:11:27] [修正:2011-03-17 19:12:03] [このレビューのURL]
8点 あおはなさん
松本次郎先生の作品は「小ネタの妙」かな。本作品でも発揮されてますね。話の内容は若干難解。理解できない場合は雰囲気漫画と受け取られる恐れかなり大で、その場合まさに「べっちんとまんだら」の掛け合いの面白さだけで終わります。でもよく読むと「バグ」について執拗なほど張り巡らされた伏線(小ネタ含む)。特にラス前の道路の白線の表現(あっちの世界コッチの世界)には鳥肌がたちました(コレがまず読解できないとかなり本作品はきびしい)結局べっちんは?ここもそれなりに読解力を求められます。そして本作のラストシーン(まさに最後のコマ)。読み終わった後に「てんとうむし」を英語で調べてください。まさに「小ネタ」伏線です。
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[投稿:2010-11-04 20:17:32] [修正:2010-11-04 20:17:32] [このレビューのURL]