ホーム > 不明 > 漫画サンデー > 監察医 朝顔

7.5点(レビュー数:2人)

作者木村直巳

原作香川まさひと

巻数30巻 (完結)

連載誌漫画サンデー:2006年~ / 実業之日本社

更新時刻 2010-12-17 15:20:03

あらすじ 突然死、孤独死、保険金殺人…誰もが迎える死の瞬間。その最期のメッセージに込められた真実とは? 遺体と向きあう壮絶な現場で奮闘する、女性監察医・山田朝顔。死者の声を受け継ぐヒロインが贈る、感動の法医学ミステリー!!

備考 2006年から「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載が始まり、6巻以降は電子版のみでの発刊となるも人気を博し続け、13年発刊の30巻をもって完結をした医療漫画。 2019年7月8日 全国フジテレビ系にてドラマ化。

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監察医 朝顔のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

10点 朔太さん

30巻300話を完読しました。
事件、事故で亡くなった人の死亡原因を検死解剖で調査する医者が、監察医です。
だから、基本は事件や事故の謎を中心に物語が展開されます。
その謎解きが当初は中心でしたが、300話の大長編ですから、それだけではなく、
主人公朝顔の恋はもちろん、日々に出会う人たちとの関わりと心の交流が
テーマになっています。
当初はそれほどでもなかったのですが、朝顔の恋、失恋、結婚、離別、出産
などを通した女性としての当たり前のようで当たり前でない日常を通して、
人生への慈しみがとても感じられるようになりました。

派手な展開はないのですが、長編に付き合っているうちに、朝顔という
人物の深層まで理解できるような親密さを感じるようになりました。
特に、最愛の夫との別れは、心が痛みます。
医者と女性という立場を切り分けない描写は、共感致します。
ただし、朝顔自身は美人という設定なのですが、私には朝顔というより
お多福顔に見えて、あまり美人さんには思えないところが、
少し残念な気がしています。
でも、全体にわたって共感を呼び、ほのぼのとした隠れた名作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2025-03-08 10:03:15] [修正:2025-03-08 10:03:15] [このレビューのURL]

5点 torinokidさん

遺体の声なき声を聞き、真実を導き出す監察医を主人公とした作品。
ジャンルとしては法医学ミステリーとでも言うのだろうか。

基本的に一話完結で、木村氏作品らしく「良い話」が多い。

連載誌で読むとなかなか面白いのだが、単行本で読むと
若干ストーリーがパターン化してるように感じないでもない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-09 22:06:35] [修正:2011-01-09 22:06:35] [このレビューのURL]


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