ふらり。のレビュー
9点 torinokidさん
舞台は江戸時代。主題は散歩。
いわば「散歩もの」の江戸時代版ですな。
名作だと思う。
主人公の名前はハッキリ描かれていないが
話を追うにつれ判るようになってるところがなかなか粋。
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[投稿:2011-05-14 21:35:23] [修正:2011-05-14 21:36:09] [このレビューのURL]
7点 即身仏さん
恐らくは伊能忠敬であろう主人公が蝦夷地測量に行くまでの間のお話であり、江戸を散策しながら日々を過ごす漫画ではありますが、江戸の情緒・風俗を感じさせる見せ方だったり、鳥やトンボの視点で江戸を見るかのような表現なのは谷口ジローだからこそ出来る繊細な表現だと思います。
静かな作風ながらも、決して存在感が薄いという訳ではない良作です。
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[投稿:2011-05-08 09:18:23] [修正:2011-05-08 09:18:23] [このレビューのURL]
8点 blackbirdさん
最初はただの散歩ものだと思ったが、歩数をきっちり数えて計測している風なところからだんだん「あれ?」と思うように。
程よく「あ、あの辺か」とか美味しいものを食べていたりと、ストーリー以外の光景も楽しめる。
江戸の人は、色々と文化や季節のイベントを楽しんでいたんだなあと、その豊かさに改めて驚かされた。
話の展開もとてもよかった。読後もすっきり、涼やかな風が吹くよう。一巻完結でちょうどいい作品。
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[投稿:2011-04-27 13:42:57] [修正:2011-04-27 13:42:57] [このレビューのURL]