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8点(レビュー数:1人)

作者槇村さとる

巻数2巻 (完結)

連載誌マーガレット:1987年~ / 集英社

更新時刻 2011-05-15 22:46:40

あらすじ 憧れの東京生活を始めたハナ。しかし、借家があったのは東京ではなく浦安、しかも何かの手違いで大家さんであり、やたらでかい、外人のジロさんと一緒に住む羽目に。

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半熟革命のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 blackbirdさん

昭和の、景気の良かったころの明るく楽しい話。

そもそも、田舎から出てきたハナちゃんが、浦安の事を東京と思い込んでいたり、原宿や六本木に憧れて、アイス屋さんに行列するというところから時代を感じる。

しかも、同居することになったオカマのような日本語を操るアメリカ人、ジロさんは、実はミュージックビデオの制作者・・・って、PV全盛時代ですね。ケーブルテレビも、この頃出てきたのかな。やっぱり80年代って面白い時代だったんですね。

ハナちゃんのキャラで、おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさなんですが、後半はきゅんときます。華やかな世界の先端を歩いていたジロさんが、素朴でかわいいハナちゃんをちゃんと見てくれるか、みんなが浦安の街の人たちと見守った感じ。

ドタバタしているけど、槇村ファンの中でも人気が高いのもうなずける作品です。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-18 23:30:42] [修正:2011-05-18 23:30:42] [このレビューのURL]


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