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6点(レビュー数:2人)

作者原田久仁信

原作梶原一騎

巻数17巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1980年~ / 小学館

更新時刻 2011-05-20 15:50:35

あらすじ

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プロレススーパースター列伝のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 朔太さん

プロレスが最も輝いていた時代のプロレス賛歌である。
この作品が世に出た1980年代に猪木とアリ戦から異種競技対抗戦が始まった。
今やエンターテイメントとしてのプロレス興行は誰もが知る所だが、
1960年代を生きた祖父の時代には本気ガチンコ勝負と観客は熱狂していたらしい。

この作品もその観客が敢えて騙された風を装ったまま、原作梶原一騎氏の
手による創作物語を愉しむのである。
しかし、フィクションと知りつつ、現在の読み手はなかなか楽しめない。
例えば、馬場と猪木が何故決裂したのか、日本プロレスから全日本や新日本など
へ何故分裂したのかについて、本当の史実を残して欲しいのだが、
馬場や猪木を神格化する立場ではなかなか真実は語れまい。

そういう意味では、プロレスの記録としての価値も、創作部分が邪魔して
あまり高くないような気がする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-11-25 09:03:18] [修正:2024-11-25 09:03:18] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

 ネットで見られる「麦茶だこれ」の元ネタとして思い出しました。このマンガはタイトルと「原作梶原一騎」がすべてを語っています。この辺が好きな人ならどうぞといった感じです。今でも面白い。
 ただし、プロレスブーム期のマンガとしては比較的冷静なスタンスで描かれている物と思っています。例えばキン肉マンなどはそもそもウルトラマンみたく怪獣と戦っていたがリングで超人と戦いはじめる。そのくらいならまだしも、プロレスと関係ないマンガでいきなり作者がプロレスを熱く語りだすものまであったくらい。それが許されるほどのブーム。その中でこの作品は地味な印象でしたが、今となっては当時のブームの片鱗を伝える貴重な作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-11-23 23:37:13] [修正:2013-11-23 23:47:18] [このレビューのURL]


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