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4.5点(レビュー数:2人)

作者村上もとか

巻数2巻 (完結)

連載誌モーニング:1996年~ / 講談社

更新時刻 2011-11-08 23:53:20

あらすじ 大正時代の終わり、1925年帝国陸軍大尉・都筑慎太郎は命令によりパリに赴任する。
華やかなパリで伯爵令嬢ソフィと出会い恋に落ちる・・・

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メロドラマのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

4点 朔太さん

最終話まで読んで、やっと作者の意図が理解できました。
最終話を描きたくて、この作品を始めたことを。
モチーフは最終話にあったのだと理解します。

しかし、そこに至る20話のお話が冗長で、表題の
メロドラマを感じさせる熱愛を感じません。
伯爵令嬢と出奔した10代から30歳過ぎまで恋仲にならない
熱愛など、とても理解できません。
それに反して、最終話での突然の盛り上がりは、ご都合主義です。

主題の恋愛については消化不良極まりないですが、
1900年初頭のフランス・巴里の絢爛さを表現する
画力には魅入られました。
村上氏は大正時代が似合う作家さんですね。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-02-08 08:47:15] [修正:2022-02-08 08:47:15] [このレビューのURL]

5点 kikiさん

1925年のパリの様子が上流階級から下町までよく描かれていると思います。
また主人公の親友の日本人画家、ヒロのおかげでパリの画壇の様子も出てくるので、興味深く読めました。

が、肝心の恋愛がまったくもって魅力的に思えませんでした。
メロドラマがタイトルなのに全然ときめかなかったわー。
ソフィ自体がいい子すぎて違和感ありまくり。
んー、主人公にとって都合がよすぎる女にしすぎかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-09 00:09:30] [修正:2011-11-09 00:09:30] [このレビューのURL]


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