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4.6点(レビュー数:5人)

作者藤子不二雄A

巻数6巻 (完結)

連載誌中央公論:1968年~ / 中央公論新社

更新時刻 2010-11-10 21:12:15

あらすじ 黒い帽子に黒いスーツ、暗闇で光る、笑った白い歯。ココロに隙間がある人の欲望につけ込んで、怪しいセールスをする男。人呼んで「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造。最後には不幸に落ちる、お客たちの姿を喜ぶ彼は何者なのか・・・。

備考 当初は「黒ィせぇるすまん」として発表。アニメ化を機に「笑ゥせぇるすまん」と改題。
「黒ィせぇるすまん」としての発表は以下の通り。
 1968年に、ビッグコミックで読み切り
 1969-1971年に、漫画サンデーにて連載
これらは、現在の題名に変更して1989年に中央公論社より全1巻が発刊された。

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笑ゥせぇるすまんのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

5点 pazzoさん

喪黒福造のインパクトが強烈すぎる。
話のインパクトも強烈。なんかモヤモヤする。
でもなんか途中から飽きてきちゃう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-05-05 03:33:11] [修正:2014-05-05 03:33:11] [このレビューのURL]

7点 ゆうぞうさん

結構ブラックの濃さがはんぱないです。
特にメッセージ性はなくひたすらの不条理だったりするんですが、逆に僕は好きだったりもします。このありえない世界に逆に生やリアルを感じられました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-23 12:04:00] [修正:2011-07-23 12:04:25] [このレビューのURL]

4点 フクポルさん

<所持歴:全巻。現在は売却>

1989年以降、ビッグコミックや中央公論などで「笑ゥせぇるすまん」として連載されたようですが
自分が読んだのは元々「黒ィせぇるすまん」として発表されたものです。
(単行本には(黒ィせぇるすまん 改題)という記載があります)
なので、その新しい方(という言い方が適してるのかは分かりませんが)は未見なので
もしかしたら作風が変わってるかもしれませんが、「黒ィ〜」を読んだ限りでは
何だかなぁ、という印象です。
ブラックユーモアといえばそうなんですが、すこぶる後味が悪い。
人生そんなに楽じゃない、美味しい話なんてない
確かにそりゃそうだって話ですが、フィクションでそこまで割り切れないのが正直な所。
まぁ、ハナっから救いの無い登場人物の話もあり、様々な啓蒙を含んでるとも取れますが
トータルすると、やはりこの辺りの点数に落ち着きました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-04 17:42:50] [修正:2010-02-07 16:45:02] [このレビューのURL]

2点 たにやんさん

A先生のブラックユーモアスタイルは味が合って嫌いではないですが、だらだらとワンパターンすぎるのは評価できません。

強烈なキャラクターだけが先行してしまってる感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-08 23:14:08] [修正:2008-02-08 23:14:08] [このレビューのURL]

5点 まれらさん

藤子作品だからといって教訓や風刺を期待してはいけない。ひたすら喪黒の独善ぶりを描く話であり、ブラックユーモアを一層推し進めた形でピカレスクものに近い。
まんが道やハットリくんの著名度のせいでかすんでしまっているが、本作や変奇郎・魔太郎などの作品群も強烈な印象を残す名作である。世間が思う以上にブラックな要素の強い作者だと思うが、自身の子供向けの作品やF氏の呪縛でブラックな作品にスポットが当たらないことは残念に感じる。
随分前にアニメ化されており、大平透氏の怪演が印象的だった。今読み直してみると喪黒の台詞で大平氏の声が蘇ってしまう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-14 17:09:20] [修正:2008-01-14 17:09:20] [このレビューのURL]

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