あらすじ 妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。料理が苦手で小食で味... 続きを表示>>
甘々と稲妻のレビュー
7点 朔太さん
幼子を抱えた高校教師と女子高校生のお互いの事情から、
料理ごっこの日々をテーマにしています。
しかし、料理漫画の側面もありますが、なんといっても
父子家庭の大変さの裏側にある父子愛が主題です。
つむぎが出来すぎの感がありますが、幼児の可愛さが
いかんなく表現できており、この作品の魅力の大半が
この少女によって生まれたような気がします。
高校教師と女子高生の恋の行方も気になりますが、
作者は女子高校生が卒業するまでは、絶対に恋愛
対象にしないと決めていたとのことで、
これは正解だと思いました。
ほのぼのとした家族愛を感じる作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-05-27 17:44:43] [修正:2020-05-27 17:44:43] [このレビューのURL]
4点 Scroogeさん
父子家庭の親子と女子高生が主人公の料理漫画。
妻に先立たれ子育てに苦労する父を見かねた女子高生が
いっしょにご飯をつくろうともちかけて・・・という話。
冒頭から序盤は抜群。
なぜ彼らが一緒に食事をしなければいけないかが丁寧に描かれている。
女子高生の側にもただの同情ではなく家族の食卓が必要なのがよく伝わる。
傷つき悲しい人たちが寄り添う姿をあたたかく美しく描く。
しかし中盤から一気にダメになる。
父子と女子高生がそれぞれに成長するに従い、関係を続ける理由が希薄になる。
なんとなく平和に日々が過ぎていく。
物語の大きなテーマが時間。
母を失い絶望する父子にも、進路に悩む女子高生にも時間は容赦なく過ぎていく。
その中でキャラクターが抗ったり選択したりといった事が
漫画的に求められるはずだが、本作では読者にとってなにも起きていない。
昔話に、いつまでも幸せにくらしましたとさ、という常套句を
そのまま漫画にしたような後半部分。
作画は素晴らしいがそれだけでは楽しめない。
漫画をつくる力が不足しているので、次回作に期待。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2019-02-07 18:12:16] [修正:2019-02-07 18:12:16] [このレビューのURL]
5点 群馬のイチローさん
先に『パパと親父のウチご飯』という近い感じの作品を見てから読んだせいだと思いますが、あまり感情移入は出来ませんでしたが、ほのぼのする作品だと思いました。
父親が5歳児が理解するのが難しそうな発言をしハグし、あっさりと理解しストーリーを締めるパターンが多く、違和感を感じました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-08-01 02:18:28] [修正:2016-08-01 02:18:28] [このレビューのURL]
6点 霧立さん
まあベタな展開ではあるんです。
シングルファーザーの教師が教え子の女子高生と一緒に料理を作って食べる…文字にしただけで「ああ…」ってなります。
そんな中でも自分がこの作品を許容できるのは娘のつむぎの存在です。この子がいる限りは先生と小鳥が一線を越えることは無いと思うので、男にとっていかにも都合の良い「小鳥の淡い恋心」もある程度微笑ましく見られる訳です。そうした三者のバランスの良さがこの漫画の肝のような気がします。
という訳で今後先生と小鳥がくっついたら「そういうの求めて無いから」と評価マイナス2にします(笑
最後になりましたがストーリーは毎回テーマとなる料理を作って食べるだけのもの。強い感動はありませんがどれも暖かいお話です。現実は女子高生に声かけられる妄想する前に料理くらいしときましょうってなもんですが。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-05-19 17:00:13] [修正:2015-05-19 17:00:13] [このレビューのURL]
6点 片桐安十郎さん
素直に面白いです。漫画の内容は自炊の出来ない教師と料理の出来ない生徒が先生の娘のために料理を作ってあげると言う凄く単純で簡単な話なのですがとても心が暖まります。登場する料理も凝ったものなどは全く出てこず凄く庶民的でおまけページに書いてある作中に登場したご飯のレシピを真似したくなるし見てると不思議とお腹が空いてくる漫画です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-01-01 01:40:52] [修正:2014-01-01 01:41:30] [このレビューのURL]
PR